皆さん、お疲れ様です。もうすぐ金曜日の午前中も終わりですね。時差の関係で彼の地は未だ明け方ですが西欧の会社では金曜の昼近くなると「週末まで後数時間」モードの方が多かった印象が強いですね。あるドイツの会社では金曜の2時以降どんどん人が帰っていってただでさえ暗いオフィスが更に暗くなったのを覚えております。アメリカと違って比較的上級職の方もしっかり働いてさっさと帰る事がデフォルトの様です。勿論ボードメンバー等は時差に対応しながら日によっては20時間くらい働いていたりしますのでこの辺りはどこへ行っても一緒ですね。

 

さて、グローバル企業で働く以上はビジネス英語が必須....だった、202X年までは...となりかねない勢いでAIと機械・音声翻訳が進んでいますね。

私は比較的古い人間ですので親しい間柄のメンバーとのちょっとしたやり取り以外はしっかりとしたビジネス文章を自分で考えて書こうと努めていたのですが、最近はMS Bing/Copilot にかなり頼っています。音声入力も可能ですので段々日本語入力の頻度も減って来ました。率直なところ自分で良い表現だと信じていた英語表現とは一味違う、よりスマートに見える表現が提案されたときは「無駄な抵抗は辞めよう」と思いました。

最近のAIサポートシステムだとOutlook mail で'show up' とか 'in sync with' なんてカジュアルだとは分かっていてもついつい使用してします表現に対して'please avoid such a casual expression in business writing' とか出て来たりしますのでだったら「ある程度以上のフォーマルさが求められるビジネスライティングはCopilotに任せよう‼」となりますよね。加えて最近の音声自動翻訳システムデバイスと app の完成度は非常に高くて既にベータ版的な部分がほとんどないので一度導入したら逆戻りできなくなるのは想像に難くありません。

 

以下小職の予想;

 

- 2025 年4Q;MS 365 Business Premium 導入企業に対しては MS Teamsの会議にて複数言語同時通訳が可能となる app がリリース。Business Standard 導入企業及び個人ユーザーは何らかのベータ版使用可能。

- 2026年3/4Q;各言語の主要方言を含めた複数言語同時通訳対応可能な言語の種類が劇的に増加。

- 2027年;Business Premium と Standard の費用見直しが行われ、Standardが少し高くなる代わりに複数言語同時通訳対応可能機能が標準化。同時にAppleとGoogleもMSに対抗する機能を拡充。ただし周回遅れの感は否めず。

 

既にスマホで同時通訳はある程度できますので↑↑↑の予想はもう少し早まるかも知れませんね。

数年後のグローバル企業では勤務場所を全く選ばずに一日中BT接続ヘッドセットやイヤホーンを装着してスマホや対応 app 専用デバイスを経由して皆自国語で話しながらプロジェクトに関して語り合ってるかも知れませんね。

 

さて、あなたの予想は?

 

それにしてもシドニーは物価が高い。