矢板線 (栃木県/矢板-新高徳) 最終回
ようやく最終回に辿り着きました。では早速ご覧下さい。

その5でご紹介した「遅沢川」に架かる橋台跡を迂回するため、
一度戻ります。この廃線跡は当時は緩やかに下っていた筈です。

迂回途中でこのような石碑を見つけました。「鉄道関連か?」と
確認してみますが、どうやら違うようでした。「開墾記念碑」のようです。

面倒な迂回でしたが反対へ到着しました。どこから見ても立派です(笑)。

では終点へ向けて歩を進めましょう。こちらは今の橋台跡のすぐ先の廃線跡です。

橋台跡を過ぎると終点「新高徳駅」まで廃線跡はほぼ一直線となります。

こちらは切り通しですね。駅まであと約 2kmの地点です。

基本的にこの区間は、ご覧のような森を抜ける形が多いですね。

駅まであと約 500m少々となる頃、今までの森を抜けるような
廃線跡は終わり周囲が開け始めます。今度は住宅街となります。

駅まであと 300m。廃線跡は最後のカーブに差し掛かります。

そしてカーブを抜けると、終点「新高徳駅」が見えてきます。

「新高徳駅」に到着しました。東武鬼怒川線の停車駅となります。

ではこの「新高徳駅」を空撮で確認して見ましょう。
1948年当時とほぼ区画構成が変わっていないようです。

こちらは「新高徳駅」全景です。この敷地に「矢板線」のホームがありました。

振り返って矢板方面を見ます。正面に見えるのが廃線跡です。
ところでこの上の空撮写真で、何かに気が付いた方は居ますか?

気付かれた方は鋭いですね(笑)。矢板方面から来たレールが下へも
延びているのにお気付きでしょうか。どうやら連絡線のようです。
以上で「東武矢板線」は完結になります。しかし廃止から約 50年も経過して