矢板線 (栃木県/矢板-新高徳) 最終回 | 廃線跡訪問記 ブログ版

矢板線 (栃木県/矢板-新高徳) 最終回

●「東武矢板線」の廃線跡探索は 6回目を迎えて
ようやく最終回に辿り着きました。では早速ご覧下さい。
 
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その5でご紹介した「遅沢川」に架かる橋台跡を迂回するため、
一度戻ります。この廃線跡は当時は緩やかに下っていた筈です。
 
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迂回途中でこのような石碑を見つけました。「鉄道関連か?」と
確認してみますが、どうやら違うようでした。「開墾記念碑」のようです。
 
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面倒な迂回でしたが反対へ到着しました。どこから見ても立派です(笑)。
ちなみに反対側の景色をもう一度見ましょうか。その先端から撮影しています。
 
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では終点へ向けて歩を進めましょう。こちらは今の橋台跡のすぐ先の廃線跡です。
 
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橋台跡を過ぎると終点「新高徳駅」まで廃線跡はほぼ一直線となります。
 
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こちらは切り通しですね。駅まであと約 2kmの地点です。
 
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基本的にこの区間は、ご覧のような森を抜ける形が多いですね。
 
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駅まであと約 500m少々となる頃、今までの森を抜けるような
廃線跡は終わり周囲が開け始めます。今度は住宅街となります。
 
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駅まであと 300m。廃線跡は最後のカーブに差し掛かります。
 
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そしてカーブを抜けると、終点「新高徳駅」が見えてきます。
 
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「新高徳駅」に到着しました。東武鬼怒川線の停車駅となります。
 
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ではこの「新高徳駅」を空撮で確認して見ましょう。
1948年当時とほぼ区画構成が変わっていないようです。
 
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こちらは「新高徳駅」全景です。この敷地に「矢板線」のホームがありました。
 
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振り返って矢板方面を見ます。正面に見えるのが廃線跡です。
ところでこの上の空撮写真で、何かに気が付いた方は居ますか?
 
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気付かれた方は鋭いですね(笑)。矢板方面から来たレールが下へも
延びているのにお気付きでしょうか。どうやら連絡線のようです。
 
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現「鬼怒川線」への乗り入れも可能なように敷いていたのでしょうか。同じ
「東武」ですしね。そこで現地へ行ってみましたが・・・全く判別不能でした。

以上で「東武矢板線」は完結になります。しかし廃止から約 50年も経過して
いるというのに、未だに多く残る遺構の数々、そして向こうから疑問を投げかけ
謎解きを求めて来るような遺構が多く、予想外に見どころの多い廃線跡でした。