日立電鉄線 (茨城県/常北太田-鮎川) その5 | 廃線跡訪問記 ブログ版

日立電鉄線 (茨城県/常北太田-鮎川) その5

●時間的に余裕がなく最近は更新が停滞しております。今後は基本的に
2週或いは3週間に一度の更新とさせていただきますことをご了承願います。m(_ _)m
 
前回はこの路線の起点でもある「鮎川駅」を出発したところで終了しました。
今回は2つ先の駅までを進んで見たいと思います。それでは続きをどうぞ。
 
(起点から)最初の駅へ到着しました。こちらは「桜川駅」跡。ぬ?
何やら怪しく「こんもり」した場所が見えますね。さっそく行ってみましょう。
 
と、途中で振り返って路盤跡を確認します。この先に見える地点はもちろん
踏切跡なのですが実はここ、ちょっと変わった交差点でした。後ほどご説明します。
 
ここが駅入り口になります。奥に見える青い建物は病院でこの病院の最寄り駅でした。
そして左側手前にある商店、利用されていた方にはお馴染みで懐かしいのでは?😜
 
では空撮で確認をしましょう。先ほど「変わった交差点」と言った理由がコレです。
なんでこんな形になったんでしょうねぇ。そしてホームは2面2線の相対式でした。
 
それではお待たせしました、「こんもり」を確認しましょう♪ っていうかコレ
もうホーム跡丸出しじゃないの😍 なおこの遺構は今でも現存しているようです。
 
ちょっと気になる場所があるので先ほどの「変わった交差点」を超えて歩いてみます。
まだバラストの残る廃線跡ですが、それにしても妙に綺麗です。手入れしてるとか !?
 
到着しました。事前にちょっと怪しそうな場所を見つけたので来てみましたが無事
遺構発見、ムダにならずに済みました(笑)。なおこの遺構は今でも現存しているようです。
 
振り返って桜川駅方面を見ます。この路盤跡、空撮で見ると当時よりも
今の方が綺麗になっている印象を受けます。連絡路にでもなっているのかな?
 
それでは先へ進みましょう。ほぼ並行して進んできた国道245線に別れを告げ
市街地へと入っていきます。そして辿り着いた次駅がココ・・・どぉ~ん!胸踊ります😍
 
ここちらは「河原子(かわらご)駅」です。ちょうど写っている階段を登った直後に
ホームがあったそうです。こうして下からみると結構高い位置に駅がありました。
 
こここで空撮を見てみましょう。実はこの駅の築堤、この廃線跡を利用して今流行り(?)の
BRT(バス・ラピッド・トランジット)導入の際に残念ながら解体撤去されてしまったそうです。
 

駅入り口です。結構急で、かつ一段の幅が狭い階段が待ち受けます。汗
しかしこれって酔っ払いとか居たら・・・😱💦 ではそろそろ登りましょうか😁
 

ハイ、登りました♪ 分かり辛いのですが路盤跡は真っ直ぐ奥に続いています。
そして手前のコンクリートはホームの名残り、登ってすくに駅舎があったようです。
 

そしてふと脇を見ると・・・ナント太平洋が拝めるじゃないですか❗😆
ホーム上へ行けばばもっとハッキリ見えます。素晴らしい駅ですねぇ😍
 

そして今登ってきた階段にふと目をやると・・・ゾォォォ😨
ね、結構急でしょ? コレ、踏み外したらガチヤバいヤツだって💦
 
ということでホーム上から常陸太田方面を見ます。この両脇に道路があるのですが
この先でこの道路が徐々にせり上がってきて、最終的に線路の高さを超えて行きます。
 
同じ場所から振り返って鮎川方面を見ます。すぐ先には跨線橋がありましたが
今は撤去されてありません(繰り返し、現在においてはこの築堤さえありません)。
 
それでは最後に・・・この河原子駅、実は二代目の駅でして初代は現在地よりも
鮎川側に300mほど行った位置にありました(1948年まで)。こちらがその詳細です。

今回は以上です。次回は3つ先の大甕(おおみか/書けねーし読めねーw)まで行く予定です。