鹿島鉄道1 (茨城県/石岡-鉾田) 後編
前編では探索開始直後の「石岡駅」以外は全ての駅でホームが健在しておりましたが・・・。
レールが途切れ嫌な予感が・・・と思ったら、「常陸小川駅」は
残念ながらサラ地となってしまいました。かなり広い敷地を構えていたようです。
で、どんな駅だったのかというと、1980年の空撮画像で確認。
ご覧のように「駅前広場」まである比較的大きな駅でした。
「え~、次の停車駅は小川高校下、小川高校下です」なんて。
この駅、田畑の中にポツンとあった駅なのですが・・・
それでも重要な駅であったということが思い知らされます。
正直、これを見た途端絶句・・・泣けましたわ(涙)。
石岡方面へ少々戻り、事前にチェックしていたガーター橋へ。
ガーター橋の上に残る枕木の跡が哀愁をそそります・・・。
さぁ次の駅です。こちらは「桃浦駅」跡です。ここからは「霞ヶ浦」の脇を
沿うように走りました。ちなみにこの絵、個人的には凄く好きな絵です。
このような駅なので当然レールをまたいでホームまで行く訳で・・・。
この付近は雑草も少なく、まるで現役線のように見えます。
未だ「桃浦駅」跡に残る駅舎の風景・・・。湖面はもちろん「霞ヶ浦」です。
ご覧のようにすぐ脇は霞ヶ浦。さぞ癒される車窓だったことでしょう。
夕日に映える廃線跡。かなり陽が傾いてきました。
次なる駅は、森の中にあるかのような「八木蒔(やきまき)駅」跡です。
切り通しを左へ緩やかに折れる廃線跡。何度見てもイイものです。
かなり日が暮れてきましたので、一日目の探索はこれにて終了とします。
最後は「浜駅」跡です。こちらもホームは健在、良い風景を見せてくれました。
次なる駅は「玉造町駅」跡ですが、それは後日ということで。
残された時間を使って、線路上をもう少しだけ歩いてみました。
以上、鹿島鉄道・一日目の探索でした。二日目ではもちろんこの先から終点、
しかも「霞ヶ浦」のお陰で景色もヨシと、大満足の探索一日目でした。