太平洋セメント専用線1 (埼玉県/高麗川-西大家) 最終回 | 廃線跡訪問記 ブログ版

太平洋セメント専用線1 (埼玉県/高麗川-西大家) 最終回

●その2では築堤を頼りに廃線跡を辿ってきたものの、立ち入り禁止を
余儀なくされ築堤下から廃線跡を追いました。しかしその築堤跡も
次第に広くなる立ち入り禁止区域に阻まれ、遠くなってしまいました。
それでも最後には太セメの工場内へと繋がっていたのを確認、
その3ではここからのスタートとなります。
 
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築堤を下から見上げます。草に絡まれ「天に伸びる棒」は架線柱です。
そして廃線跡は工場内へと入り、私は工場の反対側へと向かいました。
 
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さっそく工場西口、高麗川方面出口へ来ました。
しかしソレらいいものは残念ながら発見出来ませんでした。
 
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仕方なく振り返り、廃線跡だったと思われる道路を歩いていると・・・
ありました、ありました、間違いなくこの廃線跡の遺構でしょう。
 
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レールは既に撤去済みでしたが、画面では分からないものの
バラストはそのまま。ということで、道を外れることなく廃線跡を辿れます。
 
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工場出口から数百メートル、つ、遂にレールの登場でございます。
しかもレールが錆び付いている以外はほぼ現役当時そのままです。
 
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振り返って撮影。途中時間をロスした関係で、
随分と陽が傾いてきてしまいました。では先へと進みましょう。
 
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踏切跡です。遮断機こそありませんが(元々無かった?)、
雰囲気ありますねー。ここは中学校の裏手にあった踏切です。
 
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「線路内立入禁止」の警告標もまた良い味付けをしてくれます。
 
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「速度15粁」ですか。随分とゆっくりだったのですね。
 
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不自然に切り取られたレールです。まぁ仕方がないでしょう。
 
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暫く進むと、これはまた立派な踏切が登場しました。
本当に遮断機だけを奪われてしまった踏切のようです。
 
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「生活道路」として定着したようで、幾人かの人々とすれ違いました。
そして線路脇に住むおじさんに声を掛けられ、10分少々お話をしました。
 
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話によれば、現役当時は速度も出していなかったせいか、騒音は気に
ならなかったそうです。途切れたレールに遮断機の無い踏切。絵になります。
 
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錆び付いた曲線レールの間に、今まで子供が遊んでいたのか
スコップや赤いバケツが転がっています。さっきの子供達のかな?
 
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さぁ「高麗川駅」が近づいて来ました。「川越線(埼京線)」と「八高線」が
合流する間へ専用線は繋がっていました。右が八高線、左が川越線です。
 
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少し進んで振り返ります。左は八高線。次の停車駅は「毛呂駅」です。
以上で探索完了、近くの踏切(現役)から脱出しました。汗


予定到着時刻よりは随分と遅れてしまいましたが、楽しく満足のいく探索でした。
得に「高麗川-工場」間は、危険も無く雰囲気バッチリでお勧めの廃線跡ですね。