長野原線(太子線)1 (群馬県/長野原草津口-太子) 前編 | 廃線跡訪問記 ブログ版

長野原線(太子線)1 (群馬県/長野原草津口-太子) 前編

●データ 【所在地】群馬県長野原町~六合村 【運営キロ】5.8Km
【開業】1945年(昭和20年)1月2日 【廃止】1971年(昭和46年)5月1日
【魅力】少々難易度の高い廃線跡ですが、ルートは生活道路として舗装化されていたりなど
 探り易い。トンネルも一部は入れない場所もありますが現存。 【訪問日】08.07.26


●これまで掲載してきた廃線跡の中で、「探索」を目的としたものでは一番の

遠距離ロケとなりました。( 井川線 でご紹介したのは静岡県でしたが、これは旅行を
目的としたものでした。)舞台は長野・・・と言ってしまいそうですが、実は群馬県です。

「草津温泉の近く」と言えば分かり易いでしょうか。これまでは山奥にあるような場所の
探索が多かったのですが、実は・・・今回もそう(笑)。特にそう決めて行っている訳でも
無いんですけどね。ではとりあえず「長野原草津口駅」へ行ってみましょう。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
今回も車で移動、長野原草津口駅到着。と、いきなり「廃駅」利用の
バス停が !?・・・と思いましたが、モーレツな早とちりでした。^^;
 
廃線跡訪問記 ブログ版
それにしても本当に駅のホームみたいな造りのバスターミナルです。
なるほど、ここから「草津温泉」や「北軽井沢」へとバスが出るのですね。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
同ターミナルにある案内板です。ちなみに季節は夏、山と言えども
やはり暑いものは暑く、ノドもカラカラ、一息してから出発しました。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
さて一息ついて探索開始です。まずは同ターミナル脇にある線路から探索。
実はこの先辺りから「長野原線」へと分かれる地点があったと思われます。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
ここからは「マイチャリ」で移動。まずは長野原草津口駅の北口へ。
写真は「白砂川」を渡る現役線です。この右側に「長野原線」が・・・。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
同地点から「長野原草津口駅」を振り返ります。恐らくこの左手付近から
長野原線へと分岐していた筈なのですが、遺構は発見出来ませんでした。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
この辺りも間違いなく長野原線が通っていた筈なんですが・・・。
どうやっても遺構は見つけられず。この先の橋梁へと繋がります。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
そしてようやく遺構発見です。少々分かり辛いのですが、旧・「白砂川橋梁」の橋台跡です。
何故か半分以上が削られていました。ちなみに写真のチャリは自分のです。笑
 
廃線跡訪問記 ブログ版
根元まで来ました。登ってみたかったのですが、雑草も多く
アプローチする場所を見つけられず断念。夏場は仕方無いですねぇ。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
それにしてもしっかりと残っていますねぇ。枕木も乗っかった
ままのようです。しかしここでも木々が視界を遮ります、、、orz
 
廃線跡訪問記 ブログ版
今度は電柱が視界を妨げます・・・。
でも全体像は掴めると思います。なかなかうまく撮らせてくれませんね。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
さぁ、「今度こそ!」と期待を込めて橋の反対側へ・・・と思ったらまたしても!
く、草がモノ凄いんだけど、、、正直、こんなことになるとは思いませんでした。泣
 
廃線跡訪問記 ブログ版
ダメなものは仕方無いです。気を取り直して先へ進むことにします。
写真は道路が廃線跡です。暫く直線が続きます。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
すると路面が舗装ではなくなりました。さぁ再び盛り上がって参りましたよ♪ 笑
 
廃線跡訪問記 ブログ版
「いかにも」という道を進みます。線路跡まで草が占拠してなくて良かったです。
 
廃線跡訪問記 ブログ版
すると・・・遂に出ました。トンネル発見です。しかし、、、
「た、立ち入り禁止?」 さぁ、どうしましょう。

今回はここまでです。ちなみにこの最後のトンネル、一応「立ち入り禁止」というのは
判っていたんですよねぇ。それにしても猛暑の筈なのにこの辺は妙にヒンヤリしています。
これはトンネルから出てくる冷たい空気によるもの。ということはこのトンネル、「貫通」
しているということになります。ちゃんとライトも持って来たけど・・・さぁどうしましょう。。。