ドル円、今週の戦略とポイント (12/22)
ドル円、今週の戦略とポイント (12/22)
今週はクリスマス休暇のため、海外では市場参加者も激減し薄商いが予想されますが、逆に纏まった注文が出ると一方に動きやすい状況となりますので注意してください。先週末、ビッグスリーの繋ぎ融資が発表されましたが、問題の先送りとの観測から市場の反応は薄かったようです。
これで金融機関救済資金は全て使ったこととなり、金利もゼロとなったことから
ブッシュ政権下では政策は打てず、オバマ政権の誕生待ちとなりそうです。
明け東京市場の為替は先週末にブッシュ大統領がGMとクライスラーに公的資金を融資すると表明したことに対するドル買いが継続しているようで、現在先週末の高値90円付近まで上昇してきています。
今週は海外はクリスマス週間、日本も明日は祭日のため世界的にマーケットが薄くなります。したがって週明けといえどもまだ残っているポジションに対するポジション調整なども出やすい状況なので90円を超えてくるようだと上昇が一段と加速する可能性もあります。ポジションを持ってない方はそのまま年末年始を迎えられるのが無難で、ポジションがある方は徐々に減らす方向で対処されるのが良いのではないかと思います。
本日のドル円は、89.10円台と小幅安で推移しております。先週のドル円相場ですが、FRBがゼロ金利政策を取ったためドルは主要通貨に対して全面安となり、ドル円は87.11円まで下落しました。その後は介入警戒感やユーロに対して買い戻されたため89.99円まで戻しましたが、ビッグスリーの繋ぎ融資に対しても市場は反応はありませんでした。
今週ですが、ドルの動きは株価の動きには反応せず長期金利の動向に追随しております。長期金利が上昇するためにはデフレ阻止が一番ですが、原油の下落や低金利政策を変える雇用や消費の改善が必要です。しかし今のブッシュ政権では、政策の手詰まりで難しいと思っております。