父は心臓が悪く、手術でペースメーカーを入れていました。手術の手配をしたのは私です。
手術後、医者に言われました。
「ペースメーカーは電池で動いています。電池は7年もちます。7年後、電池をかえる手術をしてください」
私は、心配になりました。7年。覚えているだろうか?
免許証は更新のハガキが来るので、思い出します。車検も車屋さんから電話が来るので、思い出します。
パスポートは? パスポートは自分で覚えていないといけません。誰もお知らせしてくれないのです。私は毎回、何年もパスポートを切らしていたことがあります。
果たして、ペースメーカーの電池交換は免許証、車検スタイルなのか? パスポートスタイルなのか分からなかったのです。
7年後、私が忘れて、電池が切れて、父は死ぬかもしれません。怖いね。
父のペースメーカーの電池交換ですが、実はよく覚えていません。7年以内に、父が他界したのか、病院側が覚えていて、手術してくれたのか。そういえば、別の病気で入院したときに、「そろそろだったのでついでに電池かえときましたよ」と言われた気もします。思い出せないのです。
父は電池が切れて死んだわけではないので、なんとかなったようです。
以前から思っていることなのですが、数年後の自分にリマインドメッセージを送る方法はないものですかね。
イラストby ふくちイラストファクトリー


