超高速!重版出来 | 超高速なエブリディ!

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作家・土橋(どばし)章宏のブログです。
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超高速! 参勤交代 (講談社文庫)/講談社


初版をわりと多めに出してもらったんですが、発売即重版! 
ありがとうございます~ (๑´∀`๑)
これで単行本、電子書籍も合わせ、いよいよ10万部ほど?
編集さんや、たくさん売ってくださった書店員さんたちにも感謝です。


そういえばドラマ「戦う!書店ガール」、面白かったです。現場の方に言わせると、「朝はそんなに暇じゃない。付録付けが……」とか「昼は交代で食べに行く」とかで大忙しらしいんですが。本は重いのでかなり体力を使いそうですよね。
脚本は「ファーストクラス」を書いた渡辺千穂さんなので、エッジの効いた女子バトルを期待しています。書店の仕事も今まであまり映像化されてなかったと思うので毎週楽しみです。

しかし一番えらいポストが男性に占められているところは、やはりちょっと残念でしたね。稲森いずみさんがトップでもいいような。中小規模企業だと「この仕事をできるのはこの人だけ。この仕事をしないと会社が潰れる」みたいな局面で、育児休暇の期間がきたら、なかなか難しいというのもわかりますが、少なくとも大企業では部長職を男女二人置くだとか、ワークシェアリングとか、引き継ぎをうまくやるとかで、女性が要職にあってもいいように思います。

あるいは、転職しやすい社会というのでもいいかもしれないですね。そういうこというと「リストラしやすい社会」になりがちですが、そうじゃなくて、適材適所でキャリアアップを目指すというか。そのためには会社間で人事インフラを統一して互換性を高めるとか、各個人の能力を説明しやすくするなどの努力が必要と思われます。いい人材に来てもらうために、会社も待遇を良くするでしょう。
TPPやらグローバル化の大波が入ってくる前に日本も適応の準備しとかないとまずいのでは。在宅勤務が広がり、言語翻訳技術が発達すると、社員は多国籍化するでしょうしね。

ドラマでは書店さんもネット書店に押されているとありましたが、たとえば3Dプリンタを使ってその場で製本するとかの技術があれば、まだまだ行けると思うんですよね。書名検索から製本まで、Zoffでメガネを作るくらいの時間でできれば、書店で買う人も多いような。くわえて書店員さんのキュレーション技術があればネット書店の能力を上回れるかも。

特にまゆゆみたいなかわいい書店員さんがいれば、本を買う気がなくてもついつい書店に行ったりして(笑) 初音ミクの3Dホログラフィとか、著者によるその書店でしか見られない小説解説映像を流すとか、書店でもいろいろできそうですね。