HDDキャッシュ用途に特化したSSDキット「Crucial Adrenaline」なる製品を中古で入手しました。これがあればH67チップセットのマザーでもISRT並みの高速化ができるというのだから素敵。

 しかし我がメイン機のH67は既にSSD仕様なので、これをHDDに換装してアドレナリンをキャッシュにするというのは、変態を自負する自分でも面倒です。そこでサブ2号機のH67(core i5/Win7Home)に導入決定。これはOSを入れているHDDがWD20EARXでありまして、2TBがSSD級の速さになってくれたらムフフです。さて、WEB情報を参考にセットアップしてみますかなと。

 がびょ~ん! 肝心の高速化ソフトDetaplexがインストールできません。英語で「このライセンスは他のコンピューターで使われています」とか出て、先に進めないのさ。解決法をWEB検索してみると、同様に困った先輩方の話はチラホラあるけど、ズバリの方法が見つからない。そもそも購入したのが中古(オク)だけに、サポート代理店とかどうしていいかわからない。ちなみにCFDでは電話サポート製品にSSDは該当しない模様。

 でも先輩ありがとう、価格.comのクチコミで「メーカーでのシリアルナンバーのリセットが必要」という記述があったので、本家Crucialのサイトに行きました。FAQには世界の先輩がいました。その方の英文をチョイと拝借・アレンジし、インストールできなくなった詳細など一つも書かない文面をダメ元でサポートに送信したら、
We have received your submission. Response times vary, but you will receive a response from a Crucial representative.
↑ こんなのが表示されまして、翌朝には
Hello,
This product key has been successfully reset. You may use it to install Dataplex.
↑ こんなノリの軽いメールが届きまして、無事インストールできました。

アドレナ前後MARK

※左がHDD単独時のもの、右がアドレナリンを装着+Detaplexインスト後。

 上図のスコアが示す通り、かなり高速化しました。SSD(Crucial m4)単独使用のメイン機と比べたら、体感で若干のもたつきは感じられるものの、自分には充分満足できる成果です。2TBのHDD全体が上右図の速度だから、ムフフです。

 ところで、この
「Crucial Adrenaline」という製品は発売されてからけっこう経つのに、案外と情報が多くないのはなぜでしょう? なんか寂しいので、Detaplexライセンスキーのリセット依頼方法を簡単に書いておきます。

①クルーシャルのWEBサイト http://www.crucial.com/ を表示。
②Contact Us に進む。
③E-mail 欄の選択BOXで 「I'm having a probrem installing or using a Crucial SSD.」を選び、「E-MAIL CRUCIAL」ボタンを押す。
④必要事項を記入。
 ・Name欄に名前記入(ローマ字)
 ・E-mail Address欄に自分のメアド記入(
Detaplexをダウンロードした際に記入したやつ)
 ・Help wanted? 欄に要求を英文で書く。このとき
Detaplexのライセンスキーも記入。SSDのシリアルNoはいらないようだけど自分は書きました。また、再インストールできなくなった経緯を書いた方がいいような雰囲気だけど、書かなくても対処してくれました。いい会社だ。
 ☆英文は拙くても最低限伝われば大丈夫そうです。ここの敷居を高く感じる人もあるかと思うので、自分が送った低レベル半パクリ英作文を晒しておきます。

 I need my key reset.When I try to install Dataplex, I get a message that says this licence is in use by another computer.
My SSD's serial number is "実際のシリアルナンバー".
Detaplex Software License Key is " 実際のライセンスキー".
My email address :" DetaplexをDL時に記入したメアド"
I hope to be reset my key.Please.

 最後の一行はオリジナル文ですが、これすらGoogle 翻訳に頼っての作成。ドンマイ。

⑤製品選択欄で Crucial Adrenaline Solid State Cache のところをマーク。
⑥OS選択BOXで該当するものを選択(Detaplexの対応OSは現在Windows 7だけみたいですが)。
⑦Submitボタンをクリック。これでまず完了。先に書いた
We have received your submission. Response times vary, but you will receive a response from a Crucial representative.
↑ こんなのが表示されると思います。やがて「Hello」で始まるノリの軽いメールが届くことを待ちましょう!

 あれ、これで全部だったかな? なんか途中で「お住まいの地域のカスタマー・サービス」を選ぶような場面があったような……よく覚えてないけど、アメリカとイギリスともう一箇所しか無くて、なんとなくアメリカを選んだ記憶があります。

 ところで、自分が
Crucial のサポートにメールを送ったのは土曜の午後4時でした。Crucial がアメリカのどこにあるかは知らないけれど、時差は日本から遅れること15時間前後になるわけですね。となれば彼らにメールが届いたのは深夜の1時前後で、数時間後に土曜の朝を迎える状況ですが、Crucial の営業日は月曜~金曜らしいです。返信メールに書いてありました。営業時間は「午前7時から午後6時(山岳部時間)」って、よくわからんです。
 とにかく、自分にメールが届いたのは翌日(日曜)の午前5時すぎだったから、彼らの時間では土曜の午後2時前後かな。これは営業日でない日にキーをリセットしてメールをくれた、と解釈してよさそうです。担当者にチップをあげたいぐらいですが、ちょっと遠いので感謝の気持ちを捧げることにしました。心の中で、全力で「
Crucial に5点!」と叫びました。せば!