香那さんのご両親へごあいさつ
今までご両親には、初めてお付き合いした時と復縁して再び付き合い始めた時の二回会っているという。
「でも、付き合っています、と結婚させてください、は違う」と言い、極度の緊張で背中まで汗をかいてとまらない、と。
このプロポーズには加地GPはじめ、ロンハースタッフも同行しているが、さすがにプロポーズの現場までは、ということで了承を得たなら、番組で用意した料亭に両親ともにきてもらう、ということで料亭で待機。淳が到着してOKもらった、と報告。
というわけで、プロポーズを再現してもらった。
淳「つきあってきて、いろいろ二人で考えを固まったので結婚したいと思ってプロポーズしました。香那さんを一生大切にするので結婚させてください。」
父「淳君と5年前に夜中の2時まで飲み明かしているんで、人となりはよくわかっているので、その時から、嫁にもらいにきたらOKしよう!!と。なんの違和感もなく、はい、大事にしてください、と。」
母「ずっと待ってました。」
加地GP「こんなこというのもなんですが・・・淳でいいんですか?」
父「彼がどんな人間かよくわかった。テレビでは淳くんの役回りがあって演じているときもあれば素の時もあるかと思うが、プライベートで会って話をしてみると生真面目な男にうつったし、ウチの娘を大事に想ってくれてるのがひしひしと伝わってきて、女房と私は5年前から決めてました。遠回りしましたけどね。」
加地GP「お互い、どんなところが好きなんですか?」
淳「いろいろあるが、一番は包容力。なんでも受け止めて、自分が傷つくとか考えずに周りの人のことを受け止める、ていう力がものすごい。惚れたのは包容力。そんな人に会ったことなかった。その分、辛いことがあるだろな、そこを俺にちょっとでも言ってくれればいいな、って思ってるけどまだ俺にも言わなくてただただ吸収し続けるから、そこだけが心配。こんな人に出会わないだろうなあと。」
香那さん「たくさんあるけど、私が入院したときに、お風呂に入れなくて、髪はボサボサで服もヨレヨレだったのに、ほめてくれる。今日も可愛いねってほめてくれる。うちのお父さんお母さんも、毎日のようにお父さんがお母さんを『可愛いね』『その服いいじゃない』ってほめてて、そういう様子をほほえましく見てて、淳さんも普段何にもないときとかでもすごい褒めてくれたりして、女性として幸せ。淳さんはほんとに優しい。私が毎日彼にいやされている。」
ここで淳が4年前の破局の真実を激白
「一度お別れした理由もお父さんお母さんには言ってないんですけど、
僕がこの仕事をやってて、この包容力が近くにいたらすごく丸くなっちゃうと思ったんです。すごく自分勝手な意見ですけど。今仕事をやるのに自分のキャラクターとかを考えていたら、丸くなってる場合じゃない、ってどっかで思っちゃって、離れることを決意したんです。30代の前半から付き合い始めて人生を積み重ねていったときに、あの時あれだけ受け止めてくれるような人にはもう出会えないな、と思ったので、半年くらいかけて、全然電話に出てくれなかったので、絶対今、香那と連絡とらないと、気持ち伝えないと後悔するな、と思って、ず~っと必死に・・・。それくらい一回離れないとわからないくらい包容力がものすごかった。これからは家に帰れば、ちゃんとした香那が守ってくれる場所があるので、外では思いっきり仕事ができるだろうなと。僕がテレビで仮に香那が嫌がるようなことを言っても、絶対にそのことを口にしないな、っていうそこの信頼関係ができたので、この人と一生共にしたいって思いました。」
両親「香那は、ずっと淳くんのことを考えてた。より戻るなって思っていた。今日、この日があることを予感していた。」
つづく