記憶術の歴史は古代ギリシャの時代から始まっています。
昔の人も記憶力を高めたいと願っていたのは今と同じでしょう。
今回は「空海式 記憶力を強くする方法」を紹介します。
ちなみに日蓮も達成した方法です。
空海のエピソードとしては、勝手に僧を名乗っていたにも関わらず、2ヶ月で国から正式に官僧の地位を得て、遣唐使の留学僧(期間は20年の予定)となります。
この時31歳、2ヶ月で国のエリートである遣唐使に選ばれたのです。
普通では考えられないことです。
さらに唐では青龍寺の恵果和尚に弟子入りして3ヶ月で他の弟子3000人を抜き、後継者に選ばれる(「阿闍梨」位の灌頂を受ける)。
唐は当時、世界最大の国であり、青龍寺は真言密教の頂点です。
そして1年8ヶ月で帰国(20年の予定だったはずなんですが)。
まさに天才の中の天才だったと言えるでしょう。
そんな空海が「ある日を境に、とてつもない記憶力を手にした」として語った方法です。
その方法は虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)という方法です。
具体的には虚空蔵の真言「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」を百万回唱えるというものです。
一日一万回を100日間、または一日二万回を50日間続けるのです。
虚空蔵求聞持法を修した行者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるそうです。
一日一万回唱えるのに慣れない内は7時間ほどかかるそうです(一回に2.5秒)。
なかなか厳しい方法ですね。
一日二万回となると、半分のスピードでこなさなければなりません。
早口で行わないと、一日が終わってしまいます。
なぜこの方法で記憶力が高まるのか?
個人的には「頭の回転を速くする方法」で書いたような、自分自身の音読のスピードの限界を超えたためだと思います。
頭の回転の速さは普段自分の喋るスピードに関係しています。
そのスピードを上げることで、記憶力が向上することが確認されています。
空海が行ったこの方法はより難易度が高いバージョンだと言えるでしょう。
記憶力の向上は大いに期待できます。
記憶力だけでなく集中力や判断力、速読力などの能力開発も期待できるでしょう。
今回の方法はまさに、最強の記憶力トレーニングといった感じです。
とてもハードですが、得られる効果はすごいことでしょう。
ただ、くれぐれも体調には気をつけてください。
辛くなったらやめましょう。
無理に行わなくても「頭の回転を速くする方法」の方法でも良いと思います。
今回は自分の限界を超えることは、なかなか大変なことだと感じました。
ですがきっと空海ほどではなくても、自分自身の変化に気づくことでしょう。
以上「空海式 記憶力を強くする方法」でした。
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