●doaの作品について | doaオフィシャルブログ「doaのドアノブ」Powered by Ameba

●doaの作品について

doaの作品といえば3人の美しいハーモニーが特徴で、今回のアルバムもかなりコーラスとアコギ・サウンドが突出していてdoaらしさが溢れていますが、一方でこれまでとは違ったサウンド・アプローチや歌詞があったりしてバンドとしての可能性が感じられる作品になっていると思いました。

徳永:シングルでやってきたアコースティック・ギターをフィーチャーしたコーラス・ロックというテーマはせんぜん変わってないんです。そのテーマを軸に、音の面では初めてピアノやストリングスの音色を入れてみたり、シャッフルビートにチャレンジしたり、ヴォーカルを46本重ねたdoaなりのウォールオブ・サウンドをやったり、僕と大田さんがメイン・ヴォーカルを取る曲があったりと新たな試みを見せています。歌詞は生活していく上で感じる、様々な感情を含めたリアリティある世界観を出したかったんです。色んな喜怒哀楽を手助けして、それが最終的にプラスに向かうという、シングルでは出し切れなかった大きなストーリーがアルバムでは作れたと思います。本当に日常の断片があるんですけど、答えが書いていない曲もあります。でも、その状況に共感する事によって色んな人が色んな事をまた思ってくれたらなって。僕らは種を蒔くだけだから、それがアルバムで色んな風に広がっていくと思います。