市大から徳洲会に変わることになり、翌日はスッキリしていた。
しかし、ひとつの案が浮かび出し、また、怪しげな雰囲気。昨日、紹介状を徳洲会に転送したばかりなのに。
手術を繰り返しても再発する確率は高いからカテーテルに希望を見出しているが、まてよ。
全身に薄目の抗がん剤をして現状維持を狙う。大腸癌の先生は小さくして取りたいというが、そうではなく共存を目指すという目的で。
多少の癌細胞の増減はあっても、肝臓機能さえ変化がなければいいじゃないかという考え方。
小さくするだけで、そのまま共存。どっちみち手術した後でも抗がん剤をするなら、それでもいいのでは?
まあ、机上の空論で。副作用の出ない量では増大は防げないというなら、この案はない。だから、論議の対象になっていなかったのか?
抗がん剤の先生とはそれはそれでなくはないから、大腸の先生に詳しく聞いてと言われていたのに。忘れていた。
ほんとに、優柔不断。
メモにも何を話すか書いて、話す順番も頭の中でトレースしていたのに。ここが、抜けていた。
55年もやっていると、もう閉めようとは簡単には行かなかっただろう?
とんいち君も、閉めるの優柔不断だったと言って!
