今日も抗がん剤はスキップ。
延べ3回目で、2連続だし。カテーテルかも?とか言い出したから。
何もしない時間が長いと広がりますよと、新しい医者はかなりの年下らしく敬語でそう言っていた。ちょうど私の子供世代くらいかな。
30半ばくらいから、誰に対してもタメ口になるようだ。多くの医者は。統一した方がラクだとか、自信がついたとか、速く済むからという経験がそうさせるのだろう。
詳しくはまた書くにして。とりあえず、2週後に大腸癌の先生と今後の方針を決めることになった。
とにかく、しんどい。倦怠感とか怠さとか言い方はいろいろだけど、とりあえず動けない。パワーがない。しんどい!
そういうと、点滴しましょう!となり、消化器外科に回され点滴開始。500ccだから、1.5時間くらいかかる。
途中、音声を消していたスマホがブンブンと鳴り出した。
あー、多分阪大からだ。
今回も来なくていいから薬をもらう薬局のファックス番号を教えてという、ドクターの隣でいつも会話も電子化している秘書のような看護師さんの顔が浮かんだ。
点滴されながらでは対応できない。
また出てくれませんと言い、自宅や家内
のスマホにかけ直すのだろうか?隣の医者の指示で動いているだけだが、誰も今時1発では出られませんよ。
と、体育会系と思わせるくらい脚のラインが特徴的な看護師さんの横顔が浮かびつつ、カーテン越しに聞こえる市大の看護師さんの作業音が現実へ引き戻す。
左が朝一の採血の跡。右が昼一の点滴の跡。採血は、病院が違っても看護師さんが違ってもほぼこの中央を走る血管に突き刺してくる。
点滴は肘を曲げられると止まるし、針も長いから違う場所を狙われる。採血の方が簡単だから、点滴ではよく失敗される。
前回の点滴でも細い血管を狙うなあと思ったら失敗された。
だから、今日は採血をしていない右手の採血をした場所を指定して1回で成功してもらった。
失敗を取り返そうとグリグリされても血管は逃げるだけで、まあ、成功しない。
男も追いかけてばかりではだめよ!とスナックのママのアドバイスみたいな野暮なことは言わなかったけど、実際はそう。
今日の看護師さんの顔写真は鋭い切れ上がった眉毛が強烈で、写真より可愛いですね!が褒め言葉にもなりそうもなかったから、無言を貫いた。
点滴中少し寝ていたみたいで、勝手に始めていた口呼吸で、口の中にネバっとした滑りがあった。
早くうがいしたい。
でも、病院ではうがいしにくいし、薬局も行かなあかんし。
とりあえずは、市大をあとにした。

