雨が中々降らないからもたもたしていて、いざ出かけたらカウターパンチ。ゲリラ豪雨にいきなり遭った。

いきなりだから、ゲリラか。インスタントコーヒー欲しさごときで外出するからか。



1年前は、人口肛門を取る手術をしていた頃。毎朝トイレに行き人工肛門の中の廃棄物を処理するたびに、自分の不運を嘆いていた。

これは、現実なのか。夢ではないことを、毎朝教えられた。

だが、しかし。

1年も経つと、あの時の嘆きや絶望感、危機感がまるでない。

長女にそう言うと、危機感があり過ぎるよりいいで。と、慰められた。



まあ、そうだな。


石川遼が久しぶりに優勝した。ハニカミ王子も27才か。高校生で優勝してから10年も経つのか。髭も生えるわな。

彼のインタビューを聞いていると、復活への覚悟を感じた。ただ何となく練習しているのではなく、覚悟を持って取り組んでいる。



余命が何年とか言われているのに、何の覚悟もない。死ぬ日から逆算してやりたいことをやり尽くしたいのに、日常に誤魔化される。

追い込み過ぎると逆効果なのもわかっているが、もう少し危機感が欲しい。じゃないと動けない。火事場のクソ力が中々出ない。

クッソー!

病後、一番頭に浮かぶ言葉だ。