体調は、変わらず。
 
毛細血管のある指先、口内、鼻の中、耳の中、そして、肛門から出血する。皮膚が弱くなり、ひび割れて出血。クリーム塗らないと化膿するとナースに脅されて、一日1回は塗るようにしている。
 
副作用は、薬が効いている証拠。とも言われた。効かない人は、副作用も少ないらしい。まさに、諸刃の剣。

 

しかし、高齢者は副作用が勝ち、死へ向かって行く。皮肉な治療だ。

 

昨日、長女とクイーンの映画を見に行った。
 
文章にする気力がないので、箇条書きで。
 
タイトル:フレディとかでいいのでは。彼の伝記っぽいし、なぜ曲名を入れた。
 
フレディ・マーキュリー:身長が低いのが最後まで気になった。ロジャーと同じやん。青年期だけ別の役者がするのかと思ったが、他のメンバーは大人だったから違うようだ。しかし、あの歌唱力と出っ歯具合、よくそんな奴が存在していた。
 
ブライアン・メイ:彼が一番似ていた。やや垂れ目で斜め上から注ぐ視線は優しく懐の深さを感じさせた。彼のギターはレコーディングしていた古城の暖炉に使われていた木材で作ったという逸話を思い出したが、フレディの話だったから関係なかった。
 
しかし、彼のギターの音色は逸脱だ。少し聴いただけでブライアンの音色とわかる。素朴な疑問で、ギターのメーカーってギブソンとかレスポールでそんなに多くはない。

ギタリストがカスタマイズするのはわかるが、ブライアンとかサンタナ、ジェフベック、ジミヘン、クラプトン、布袋。そして、ももクロとも共演しているマーティ・フリードマン。

すべて、その人しかない音色を持っている。多くのギタリストは音色自体に大きな違いはない。カスタム度の差なのか?
 
ロジャー・テーラー:いちばん可愛い彼をよく見つけてきた。ドラムシーンも頑張っていたが、怒るシーンが多かったのは意外。
 
ジョン・ディーコン:こいつもよく似ていた。かぐや姫に例えると山田パンダ的な存在かと思っていたが、クイーンの中でもちゃんと主張はしていたのね。
 
クイーンファンとしてはフレディの私生活にそんなに興味はない。なので、もっとバンドや曲自体の変遷に寄って欲しかったが、観客のほとんどは家族愛に感動するのだろう。
 
リピーターが多いとか、何度も泣いたとか、若いファンが増えたとかを聴いて見に行ったが、予想より同年代の人が多かった。クイーンは私が中学の時デビューして、高校時代が全盛期。日本で最初火がついたから、デビューアルバムから知っていたし、キラー・クイーンも日本では大ヒットしていたのに、まだバンドとしてはあんな停滞期だったのかと思わせた。

3枚目のシアー・ハート・アタックは名盤で、ボヘミアン・ラプソディの入ったオペラ座の夜を頂点に、個人的には次の華麗なるレースや世界に捧ぐ、ジャズなどは魂に届いて来なくなった。

私が二十歳を過ぎて感性が鈍ったこともあるが、ソースの幅を広げすぎて混沌としてきた印象。前期のアグレッシブなロックよりの曲の方がハートに突き刺さった。だから、1979年の最初のライブアルバム、ライブ・キラーズが私のクイーン愛の分岐点となった。
 
例えが変だが、アリスや甲斐バンドも前期の方がインパクトがあった。売れて大衆を意識するようになると、本来のスパイスに余計な不純物を入れて大人の都合もあり迷いが混じる。シンプルに自分がやりたいことに特化できた時代の方が魂の奥深くに突き刺さる。
 
だから、紅白なんかに出る必要ない。大衆に迎合すると、自分の足元を救われる。米津玄師も紅白出ないと聞いて安心した。大衆に受けてはいるが、本来ラッドウィンプスもそうだが、マニアっぽい孤高の存在であるバンドがわざわざ大衆に媚びる必要はない。
 
そういう意味で、スティーブ・ジョブズは偉い。デザイン的な要素の中でいちばん注意したのはいかに製品をシンプルに見せるかだと言っていた。

中身は複雑で高性能でも、デザインや使い方はいかに贅肉を剃り落としシンプルにするか。プラスしていく行為は簡単だが、マイナスしていく行為は困難だ。
 
その勇気と判断力には脱帽する。
 
クイーンから知らない間にジョブズになった。そういえば、今でも捨てられないカセットテープが500本以上ある。恐らくクイーンの前期はすべてある。考えてみたら、クイーンは5番目くらいに好きなバンドだったから、いつもN村君のレコードを借りてダビングしていた。すまぬなあ、世話になった。
 
今、思い出した。フレディ亡き後、いろんなボーカルが彼の代わりをやってコンサートをやっていた。元フリーでバッドカンパニーのポール・ロジャーズもはまり役だったかも知れないが、バッドカンパニーファンの私としては単なるコラボ。エンタメとしては面白いがクイーンじゃない。
 
関ジャニ8のボーカルの昴が抜けたからといって西川貴教が歌っても、FNS歌謡祭では盛り上がるが昴ファンの家内は複雑な気持ちになるだろう。
 
そうだろ?母ちゃん!