・ 2010国民読書年
http://www.kokumindokusyo.mext.go.jp/
・「こども図書館」続々開館(3月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100316-OYT8T00178.htm
◆◇・・ アイデアの種 ・・◇◆
平成20年6月、「国民読書年に関する決議」において、2010年を「国民読書年」と
する事が国会で決議されました。
現在、文部科学省や(財)文字・活字文化推進機構を中心に、全国の小・中学校
や図書館などで、様々な取り組みが行われています。
しかし、学校教育の現場で図書館活用教育の普及などが進められている一方、
家庭における読書推進活動はあまり見られないのが現状です。
「国民読書年」の一環として、全国の図書館では、親子を対象としたイベントも開催
されていますが、どれも規模は小さく、そのプログラムも通常の図書館の活動とあ
まり変わり映えしないようです。
バーチャルのゲームなどで遊ぶことが多い今の子ども達は、実体験が少ないため、
匂いなどの感じ方や表現力が乏しいと言われています。本は、子ども達に知識を
与えるだけでなく、豊かな感性や表現力を養うためにも有効なツールです。
また、読書離れ、活字離れは、子ども達だけの問題ではありません。
子ども達に読書のおもしろさや素晴らしさを伝えるためには、まず大人が一緒に
なって本に親しみ、ともに読書を楽しむことが何よりも重要だと考えます。
そのためには、家族がともに読書に親しむ場所づくりが必要です。
子どもと大人が、一緒に読書に親しむための有効なツールとして、「児童書」と
「絵本」が挙げられます。
これらは、世代を超えて楽しめる家族共有の“メディア”であり、成長過程の子ども
達の感性や表現力を育むと同時に、大人には懐かしさから活字への興味・関心を
促します。
また、児童書や絵本の大きな文字は、高齢者にも読みやすく、子ども達との交流を
深めるツールとしても役立ちます。活字嫌いの人達も、絵本や児童書であれば、
敷居が低く感じるでしょう。
絵本と児童書は、子どもからお年寄りまで、家族皆が読書に親しむ機会を創出し
ます。まずは、子どもの本を中心に、家族が集まって、ともに読書を楽しむ時間を
設けること。
それが、何より重要ではないでしょうか。
◆◇・・ アイデアの花 ・・◇◆
このような状況から、当社は家族が一緒に楽しみながら読書に触れることが
できるイベント、『ブック&リーディングパーティー~家族で楽しむ読書の世界~』
を考えてみました。
☆ 昔ばなしの世界を実体験!?
物語の舞台や場面などを、ファンタジーな空間創造で再現。
物語の世界を実際に見て体験することにより、子ども達に日本の昔ばなし
について「楽習」する機会を与え、物語の世界への深い興味や関心を喚起
するものです。
また、3Dなどの技術を用いて、昔ばなしを映像体験してみるのも効果的
です。
今話題の新技術と昔ばなしの融合により生み出される“昔ばなしワールド”
に、 不思議を感じ興味を覚えることによって、子どもたちを読書に導き
ます。
☆ 家族で朗読コンテスト
ステージ上で家族がひとつの物語を読み進め、その表現力を競います。
子ども、父母、おじいちゃんやおばあちゃんが、物語の自分のパートを表現
豊かに読み、家族が一体となって取り組みます。読書の素晴らしさを家族で
共有できる舞台を用意し、“家庭で読書を”を醸成していきます。
☆ 読み聞かせワークショップ
ブースを多数つくり、いろいろな物語を子どもたちに読み聞かせます。
子どもたちは、興味のあるブースを選び参加します。原体験を持ち、読書経験
豊かな大人が、自分たちの体験を交えながら作品の読み聞かせをすることで、
子どもたちに本の内容を、リアルに感じてもらいます。
☆「大切な人へ、私が選ぶこの1冊」
会場内に、多数の本を集めたスペースを設置して、その中から子ども達に
家族にあげたい1冊を選んでもらいます。
大切な家族のために最高の1冊を選ぶことは、子ども達の目をさまざまな本へ
向けさせ、家族の絆を深めます。
また、多くの子ども達に選ばれた作品は、後日ホームページにて子ども達の
コメントとともに発表し、イベント終了後も家族で読書を楽しむ人々への作品
選びのヒントとして活用します。
こんなイベントが開けたら、子どもたちにとって読書の素晴らしさを、楽しく伝え
られると思いませんか!?
絵本や児童書は、子ども達の感性や表現力を育むとともに、親と子ども、おじい
ちゃんやおばあちゃんと孫の絆を深める貴重な機会を提供します。
私どもでは今後も読書や絵本・児童書を題材に、子ども達が豊かな心を育める
アイデアを検討していきたいと思っています。
今までにない、読書“楽習”について、ご意見、また耳寄りな情報などを是非お寄せ
ください。
お待ちしています。
「本を手に 皆が集まる 家族の輪」
では、また次回。
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・ グーグル電子書籍、日本でも秋ごろ販売へ(2月24日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201002240422.html
・ NTT西子会社、電子書籍に漫画 携帯配信は雑誌に先行(2月25日 日経新聞)
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/entertainment.aspx?n=ASDD2400Z%2024022010
・ 電子書籍普及へルール作り、流通や著作権研究へ(3月3日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100303-OYT1T00077.htm
・電子書籍ルール研究会の発足発表(3月11日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100311bk0a.htm
◆◇・・ アイデアの種 ・・◇◆
昨年発売されたAmazon「Kindle」に続き、2010年4月にはAppleが「iPad」の
発売開始を予定し、Googleも電子書籍参入を発表するなど、2010年は
“電子書籍元年”と呼ばれています。
「iPod」の普及が音楽業界の勢力図を一変させたように、電子書籍の出現が
出版業界のみならず、様々な業界に革命を及ぼそうとしており、そのひとつと
して教育が挙げられます。
昨年12月、原口総務大臣が提唱した「ICT維新ビジョン」において「デジタル
教科書を全ての小中学校全生徒に配備(2015年)」することを打ち出しました。
教育現場のICT化において、電子教科書は大きな役割を担うと言われており、
ICT業界が新規拡大マーケットとして学校教育を睨んでいると思われる情報が
散見されます。
こうした状況において、当社が注目したのが「理科教育」の分野です。実験や
観察など「見る」ことが興味・関心の向上に大きな効果を持つ「理科教育」は、
動画などを通じて「動きを見せる」ことが可能な電子書籍にマッチするためです。
昨今の理科教育の現場では、時間数の削減や教師の苦手意識やスキルの低下、
安全性の問題などから、通常授業で実験が行われない傾向が見られます。
楽しい「実験」や「観察」の機会の低下は、子どもたちの理科離れの大きな要因に
なっています。
しかしその一方、サイエンストイ・実験教室などを通じて、「親子で科学を楽しみ
たい」「子どもに家では出来ない実験をする機会を与えたい」と考える家庭が
増えているとも言われています。
仮に、電子教科書の普及とともに、子どもたちの間に電子書籍の利用が広まった
場合、科学のおもしろさを「見る」機会が減少している今の子どもたちにとって、
電子書籍は気軽に科学に触れられる、新たな入り口になるでしょう。
今後は産・学・民が協力して、電子書籍等のICTツールを活用した理工系人材
育成の仕組みとコンテンツづくりを進めていくことが必要となります。
理工系人材育成は、既に行政・民間など様々な担い手が、様々なプログラムを
実施していますが、こうした全国に点在するリソースやコンテンツを集約して、
子どもたちにとっての利便性を高めることが重要だと考えます。
◆◇・・ アイデアの花 ・・◇◆
このような状況から、次世代育成への活用面で、次のようなアイデアが
浮かんできました。
☆ 利用者同士が相互に交流可能な「科学実験動画サイト」の制作
過去のテレビ番組・サイエンスエンターテイナーによる実験ショー、
企業の先端技術紹介など、科学の“驚き”と“感動”を子どもたちに
伝える動画WEBサイト。
子どもたちから先生・科学者への質問や実験リクエストを受け
付けるなど、双方向のコミュニケーションも展開可能にします。
電子書籍をプラットフォームにすることによって、「電子教科書」の
コンテンツとして、学校授業においても活用も視野に入るのでは?
☆ 全国各地の「サイエンスカフェ」のネットワーク化
インターネット中継技術を活用し、家にいながら全国各地で開催
されているサイエンスカフェの様子を手元の電子書籍で覗くことが
出来るようにします。
全国のサイエンスカフェ主催者のネットワークを通じて、プログラムの
情報やアイデアを交換することで、さらなるカフェの充実をサポート
できます。またカフェ開催のノウハウも共有することで、大学や企業
など主催者の多様化につながると考えます。
☆ インターネット中継技術を使った世界実験ショーコンテストの開催
全世界の児童・生徒・学生や学校の先生が、共通のテーマに関する
科学実験のアイデアを競うコンテストを開催。
学校の先生と生徒、大学の研究室などの絆を強め、さらに子ども
たちの科学への興味関心の向上を図ります。
アイデア発表は、全国・全世界の科学館や大学をインターネットで
結び、Webカメラの前で実演してもらうことで、世界中に自分たちの
科学実験を披露できることも魅力のひとつです。
春は、若い命が一斉に力強く芽吹く季節です。
「電子書籍」という新しい芽も、これから勢いよく成長し、
大きく花開くと考えられます。
私どもでは今後もこの電子書籍に注目し、次世代の理工系人材育成に
活かす方策を検討していきたいと思っています。
新しいツールを使った科学“楽習”の開発に向けて、ご意見、また耳寄りな
情報などを是非お寄せください。
お待ちしています。
「科学の芽 電子書籍で 育まれ」
では、また次回。