2012.2.5

友人がチケットをとってくれたおかげで、今日はヨコハマ映画祭に行ってきました。
友人はあいにく来れず、旦那さんが一緒に来てくれました。

photo:01



会場は大ホールだけど、こじんまりとした印象で手作り感のあるイベントです。

スケジュールは
・大鹿村騒動記
・授賞式
・婚前特急
・冷たい熱帯魚
という、映画三本と授賞式がある一日映画漬けでした。


大鹿村騒動記
photo:02


実話で、舞台は長野県大鹿村。主人公のゼンさん(原田芳雄)のところに、十数年前駆け落ちした元奥さんと友人の治ちゃん(岸部一徳)が帰ってきて巻き起こるゴタゴタ劇。数日後に控えた町内一大イベントの歌舞伎を無事に終えることができるのか⁉みたいな映画です。

テンポがよくて随所に笑えるポイントがたくさんありました。それでいて俳優陣は渋い方が揃っているので、落ち着きもある良質のコメディでした。ただ、社会派な内容も含まれている部分もありコメディという表現が正しいのかわかりませんが…とにかく面白い娯楽映画です。原田芳雄さんの遺作で病気と戦いながら、でもそれを全く共演者やスタッフに見せなかった裏話を聞くとなんともじんわり感動しました。




授賞式
作品賞や監督賞、主演男優賞、主演女優賞、新人賞など受賞者が壇上に出てきました。
作品賞は大鹿村騒動記、監督賞は園子温(冷たい熱帯魚)、最優秀男優賞は原田芳雄、主演男優賞は瑛太、主演女優賞は吉高由里子。
瑛太は背が高くて顔が小さくてとってもかっこよかったです!声もステキだし。そして、吉高由里子ちゃんはキレイだけどキュートでもあり可愛らしい方でした。




婚前特急
photo:03


同時に五人の男性と付き合っているチエ(吉高由里子)が友人の結婚を機に五人を査定した結果、1番評価が低いタクミに別れを伝えることに。しかしタクミは“俺たち付き合ってないじゃん”と。プライドを傷つけられたチエは復讐を試みるが…

全く良い男じゃない独特なタクミにチエは空回りし振り回される。そんな2人のやりとりは笑いどころ満載です。顔も体も経済力も思いやりもないのに屁理屈だけは一丁前のダメ男タクミ。でもなんだか憎めないキャラクターがとても印象的。どんな人にも世界中のどこかに相性ピッタリで居心地の良い相手が必ず居るんだなーって思わせてくれる映画でした。




冷たい熱帯魚
photo:04


この映画に関しては内容も思い出したくないくらい、全く魅力がわからない映画でした。人の猟奇的な面や暴力的な部分、ズルいところや情けないところ、本能的なところをごちゃ混ぜにしたようなズドーンと底抜けに暗い映画でした。何故この映画が選ばれたのか私には全くわからず、大鹿村騒動記と婚前特急の感動や爽やかさを一気に奪うような映画でした。R18指定の映画は私には受け付けないようです。




冷たい熱帯魚を除いて、それ以外はとても楽しく有意義な時間を過ごせました。ヨコハマ映画祭、また来年も行ってみようかなー♬

photo:05






2012.2.2

昨日に引き続きDVD紹介です。


靴に恋して
photo:01



マドリードに住む五人の女性を描いた映画。

勤務先の靴を盗んでクラブで踊るレイレ、娼婦屋のオーナーのアデラ、アデラの娘で知的障害者のアニータ、夫婦間が上手くいかないイサベル、死んだ旦那さんの子どもを育ててるマリカルメン。
レイレは恋人に振られて自分を見失ったり、アデラは紳士な男性に言い寄られたり、アニータは看護師学生のホアキンに恋したり、イサベルは万引きや浮気を繰り返したり足の医者に通ったり、マリカルメンは娘(かな?)が薬物依存症になっちゃったり…日々の生活の中で緩やかに、でも確実に起こる変化によって五人がどう変わって行くのかをリアルに丁寧に描いています。

どの女性も幸せになりたいだけなんだけど、上手くいかない。葛藤しながら成長したり決断する姿はじんわりと勇気と感動をくれます。そして、しだいに彼女たちの人間関係がつながっていくのも計算されてて面白いです。
フラリフラリと揺れて儚くて脆い。でもやっぱり強いのが女性なのだと思わせてくれる映画です。

とてもオススメです。


ただ、この映画で1つだけ残念なのは、アデラがIKKOにしか見えないこと。笑

それ以外はとても良い映画です。








2012.2.1

ふらりと寄ったTSUTAYAの名作コーナーに置いてあったので、借りてみました。


WAG THE DOG

photo:01



ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンというなんとも豪華な組み合わせ。

アメリカ大統領選挙の二週間前に現大統領のスキャンダルが発覚。ホワイトハウスを見学に来た少女にイタズラをしたという落選確実なスキャンダルから国民の目をそらせるために架空の“戦争”をでっちあげていくストーリー。裏工作に長けているロバート・デ・ニーロと敏腕制作プロデューサーのダスティン・ホフマンがあの手この手を使ってメディアを通して“戦争”をアピールしていくが、果たして上手くいくのか…


いかに国民がメディアに踊らされるか、いかにメディアが嘘ばかりかをかなりシニカルに描いています。でも結局つじつま合わせに翻弄されてる彼らをみていると何の為に誰の為に国や政府が存在するのか情けなくなりました。せめて日本の国家や政治は国民にベクトルが向いていて欲しいと願うばかりですが、いかがなものか。


淡々とシニカルに国の裏側を描いたWAG THE DOG


オススメです。