別れる理由3つあるなら 別れない理由100探すから
秋も深まり
*
ちょうど去年の今頃だった。
ちょっと仲良くしている女友達からメールが来た。
内容は、付き合ってほしい、という告白メールだった。
■
僕は、迷った。
その彼女のことは好きだったが、恋愛感情は持ったことがなかった。
僕は今のまま<現状維持>を択び、彼女に連絡した。
それでも彼女はあきらめなかった。
そこまで僕のことが好きだったと知り、嬉しかった。
でも、それは僕にとって大きなプレッシャーだった。
■
「そんなに好きでいてくれるんなら振るなんて、かわいそうじゃん。」
友人は言う。
僕もそう思ったりもした。
けれど、“かわいそう”なんて考えるのはどうなんだろう。
それこそ“かわいそう”なんじゃないかと思った。
■
一週間。
彼女は一週間時間をくれた。
僕は、裏切れなかった。
僕と彼女は付き合うことになった。
■
今思うと、その彼女にはとても悪いことをしたと思う。
今まで付き合った人の中で一番悪いことをしてしまったんだと思う。
そのころ僕はあまり上向きな考えでは無かった。
そのこともあり、彼女のことはあまり考えられなかった。
すごく、勝手だ。
ほんと、勝手だ。
僕は、これ以上付き合うと、もっと彼女を苦しめると思い、別れを切り出した。
■
その彼女とは本当に何もしなかった。
何もしてあげれなかった。
あまり会うこともなかった。
それでも彼女は、僕に文句一つ言わなかった。
僕のどこに魅力を感じたのか知らないが、彼女は僕にとって魅力的だった。
でも、最終的にも恋愛感情までは、いけなかった。
■
今日、久しぶりにその彼女にあった。
言葉には出さなかったが、心の中で言った。
「ありがとう」
と。

【携帯の方は】
*
ちょうど去年の今頃だった。
ちょっと仲良くしている女友達からメールが来た。
内容は、付き合ってほしい、という告白メールだった。
■
僕は、迷った。
その彼女のことは好きだったが、恋愛感情は持ったことがなかった。
僕は今のまま<現状維持>を択び、彼女に連絡した。
それでも彼女はあきらめなかった。
そこまで僕のことが好きだったと知り、嬉しかった。
でも、それは僕にとって大きなプレッシャーだった。
■
「そんなに好きでいてくれるんなら振るなんて、かわいそうじゃん。」
友人は言う。
僕もそう思ったりもした。
けれど、“かわいそう”なんて考えるのはどうなんだろう。
それこそ“かわいそう”なんじゃないかと思った。
■
一週間。
彼女は一週間時間をくれた。
僕は、裏切れなかった。
僕と彼女は付き合うことになった。
■
今思うと、その彼女にはとても悪いことをしたと思う。
今まで付き合った人の中で一番悪いことをしてしまったんだと思う。
そのころ僕はあまり上向きな考えでは無かった。
そのこともあり、彼女のことはあまり考えられなかった。
すごく、勝手だ。
ほんと、勝手だ。
僕は、これ以上付き合うと、もっと彼女を苦しめると思い、別れを切り出した。
■
その彼女とは本当に何もしなかった。
何もしてあげれなかった。
あまり会うこともなかった。
それでも彼女は、僕に文句一つ言わなかった。
僕のどこに魅力を感じたのか知らないが、彼女は僕にとって魅力的だった。
でも、最終的にも恋愛感情までは、いけなかった。
■
今日、久しぶりにその彼女にあった。
言葉には出さなかったが、心の中で言った。
「ありがとう」
と。

【携帯の方は】
強がり
成長しない
*
毎回、だ。
毎回僕は強がってしまう。
今更、なんとでもないことなのに、強がってしまう。
今更、直せない。
だって僕は頑固だから。
■
いつだってわかってた。
強がることがどんなに馬鹿なことか。
どんなに惨めなことか。
みんなは知っていた。
僕はただの強がりだと。
本当のことなんて、もう、とっくに知られてたんだよ。
僕は、強がり。

【携帯の方は】
結局は自分なんだ
総ては自分が作り、
*
『俺、段受かったよ』
突然友達が言った。
『え?』僕は返す。
『だから、段とれたんだって!』
『……あぁ、おめでとう』
なんの事か理解してなかったが、とりあえず返事した。
■
彼は続ける。
『そういえばおまえは3級だったよな』
彼は笑いながら言う。
『うん、そうだよ。悪いかよ』
ようやく何の事か理解した僕も、笑いながら返す。
『あれ、ホントに三級なん?マジ??』
どうやら冗談のつもりだったらしい。
『マジだし』
そう返すと、
『まぁおまえは一回しか受けてないもんなぁ』
『それってフォローしてくれてんの?』
僕は冗談っぽく返した。
ほんと、優しい友達だ。
■
自分が持っていないモノを持った友達。
それだけでどこか自分が惨めに思えた。
たったこれだけのことに心を動かされてしまう僕の事を思うと、更に、惨めに思えた。
自分の中だけでの悪循環。
もっと、豊かな心が欲しかった。
*
『俺、段受かったよ』
突然友達が言った。
『え?』僕は返す。
『だから、段とれたんだって!』
『……あぁ、おめでとう』
なんの事か理解してなかったが、とりあえず返事した。
■
彼は続ける。
『そういえばおまえは3級だったよな』
彼は笑いながら言う。
『うん、そうだよ。悪いかよ』
ようやく何の事か理解した僕も、笑いながら返す。
『あれ、ホントに三級なん?マジ??』
どうやら冗談のつもりだったらしい。
『マジだし』
そう返すと、
『まぁおまえは一回しか受けてないもんなぁ』
『それってフォローしてくれてんの?』
僕は冗談っぽく返した。
ほんと、優しい友達だ。
■
自分が持っていないモノを持った友達。
それだけでどこか自分が惨めに思えた。
たったこれだけのことに心を動かされてしまう僕の事を思うと、更に、惨めに思えた。
自分の中だけでの悪循環。
もっと、豊かな心が欲しかった。