こんにちは

 

 

ブラックマザーこときっちゃんです。

 

ブログ訪問ありがとうございます!!

 

 

 
一夜明け、
東京に戻っています。
今日からまた現実が・・・。
 
で、記憶が新しいうちに
覚書として残しておこうと
思い立ちました。
 
あくまでも個人の感想なので
ご容赦くださいませ。
 



影の薄いディミトリ

 

誤解を招くとあれなので

先にお伝えしますと

これは、決してこっちゃんが

影が薄いという

意味ではありません。

 

こっちゃんの抑えた演技は

むしろ、ディミトリという

あくまでもルスダンを

陰で支える王配として

の立場として

正しいわけで

 

常にルスダンを

陰から見守る優しい夫

憧れますね。

 

こっちゃんの

少し高めの声が

心地よかった

 

原作に忠実であったと

思います。

 

もともとこの物語の主役は

ルスダンであって

ディミトリではない。

 

だから、最初原作の

タイトルを見た時

ん? 何かの間違いかなと

思った次第で・・・・。

 

ただ、エリザベート

もそうですが

あれも本来の主役は

エリザベート。

 

でも、宝塚バージョンでは

トートが主役になって

いますよね。

 

東宝版、海外版を

観たことがないため

他のミュージカルが

どうなっているか

比較はできませんが

 

なんていうか、トートの

エリザベートへの

偉大なる愛がテーマ。

好きになっては

いけない人を

愛するがゆえの

苦悩というものが

描かれているので

違和感はあまりない。

 

同じように

今回のディミトリを

見た場合、

 

やっぱり主役はルスダンに

見えてしまう。

 

もっと、ディミトリの目線で

幼い頃から人質として

異国の地で暮らしてきた苦悩

 

想いを寄せるルスダンとは

結婚できないかもという苦悩

 

結婚した後も

なお受け入れられず

常にスパイとして

見られる苦悩

 

ルスダンの裏切りを

知った苦悩

 

二重スパイとなっても

愛する者を

守ろうとする苦悩

 

など、もっと掘り下げる

脚色もあったのかな・・・

なんて

上から目線ですが(-_-;)

 

思ったりもします。

 

つまり、何が

言いたいかというと

原作には忠実だけど

 

ディミトリの掘り下げ方が

主役級ではなかった。

 

もっとこっちゃんの

いいところをいっぱい

引き出せる役どころで

あったらよかったのに!

もったいない!

という印象でした。

 

こっちゃんの

せいではありません。

 

とはいえ蒙古襲来前の

無邪気な時代から

ギオルギ亡きあとの

王配の時代、そして裏切り、

死に至る過程の演じ分けは

さすが! と思いました。

 

特に、ルスダンを想い

「これが人を愛すること」

と歌う

こっちゃんの歌には

涙でした。

 

 

押し出しの強いルスダン

 

星組さんを

それほど観ている

わけではないので

間違っているかも

しれませんが

 

ひっとんは強い女性が

よく似合うと思います。

 

食聖のときの

クリスティーナとか

めぐり逢いは再びの

アンジェリークとか

 

今回のルスダン女王も然り。

だから、ひっとんが主役に

見えてしまうのです。

 

昨日の記事で、

過不足ない舞台と

書きましたが、

こうしてキャスト別に

見てみると

 

原作にはそうでも、宝塚の

しかもこっちゃん主役の

という意味では違うかなと

 

でも、これもひっとんの

せいではありません。

 

最後には

豪華な衣装もよく似合い

斜陽の国を背負う一国の

女王としての

威厳も身につけた

ルスダンがいました。

 

出番の少ないジェラルッディーン

 

せおっちの目ヂカラは

亡国のホラズムの帝王

 

国を滅ぼした蒙古への復讐

なんとしてでも領土を

広げようとする

ギラギラ感は

よく出ていて

イスラム調の

グリーンの衣装もよく

お似合いでした。

 

とはいえ、もともと

あまり出番が多い

わけではないので

 

前回よりは完全に

こっちゃんとの

からみも少なく・・・・。

 

ジェントルライアー以来

せおっち推しの

相方としては

かなり不服だった

ようです。

 

 

目立っていたアヴァク

 

おひげのありちゃん

なんか新鮮でした。

 

月組時代はおだちんに

いい役どころをもっていかれ

ありちゃんの役どころって

 

バブ味の強い王子とか

勘違いマッチョマンとか

ひたすらピルエットの

ダンサーとか

気の弱い帝とか

架空の妖怪もどきとか。。。

 

星組にきてよかったね。

 

と思えるほどに

出番がたくさんありましたね。

 

これは、ひとこちゃんが

花組に組替えしたときのように

(アウグストゥスでのブルータス役)

ウェルカム配役なのか

わかりませんが、

せおっちよりおいしい

役どころのような気がします。

 

その他

今回私がかっこいい!!と

思ったのは

何を隠そう

(いや隠してない)

ギオルギ役の

綺城 ひか理さんです。

 

前回のめぐり逢いでは

悪役でしたが、今回は

妻を一途に愛し

国のために別れを選ぶ

頼りがいがあって妹思いの

ジョージア王を

演じていましたね。

 

妻を思って歌う

その歌声に酔いしれ

王たるたたずまいを

感じさせる存在感に

 

花組に戻ってしまうのねと

さみしく思ったり。

 

また、前回より

注目している

極美慎くんはミヘイル

という

奴隷役

 

誰かの入れ知恵で

ルスダンとね・・・・

 

いくら入れ知恵だったり

心が弱っていても

魅力がなければ

傾かないわけで

 

色気たっぷりの

極美慎くんの

ミヘイルなら

フラッとなるかも・・・

 

あとは、今回の

パンフレットで

目に留まった

藍羽 ひよりちゃん

かわいいですねラブ

 

ルスダンの子供

タマラ王女を演じて

いましたが、

新人公演では

なんとルスダン

なんですね!!

おめでとうございます。

 

今後に期待が

かかりますね~~爆笑

 

 

上から目線でいろいろと

書きましたが、

 

ともかく、

中東あたりの

エキゾチックで

異国情緒が

たっぷりの衣装や

迫力ある

ジョージアンダンスなど

見どころが満載の

ディミトリは、けっこう

好きだなーと思いました。

 

 

 

お読みいただき
ありがとう
ございます(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)