こんにちは

 

 

ブラックマザーこときっちゃんです。

 

ブログ訪問ありがとうございます!!

 

 

ゆめみる宝石はじめての方はコチラゆめみる宝石


久々に洋画の話。


いつもお世話になっている
ア○プラで観ました。

グリーンブック
です。

画像 アマゾン

第91回アカデミー賞では
作品賞をはじめ、
助演男優賞など、
3部門で受賞した
秀作ですね。

主演は
ヴィゴ・モーテンセン。

こんなストーリーです。
以下ネタバレあり。

ヴィゴ演じる
トニー・リップこと、
トニー・バレロンガは、
クラブで働く用心棒。

そのクラブが改装
するんで、
一時期仕事を
失います。

ある日、ドクター・
シャーリーこと、
ドン・シャーリー
という天才ピアニスト
に用心棒兼世話係
兼運転手として
雇われます。

人種差別主義のトニーは、
一度は断るのですが、

彼の度胸とハッタリを
見込んだドンは、
このツアーには
それが必要だと頼み、
報酬に目が眩んだ
トニーは結局承諾。


まだ、人種差別が
色濃く残るアメリカ
南部のツアーへ、

黒人専用の施設が
掲載されたガイドブック
「グリーンブック」
を片手に旅立つ二人。


実際、トニーの度胸と
はったりは、
その後生かされる
ことになります。


粗野で下品で
労働者階級のトニーと、

カーネギーホールの上に
住居を構える成功者のドンは、ことあるごとに
ぶつかり合います。

ですが、ドンは
黒人というだけで、

舞台上では
一流の扱いを受けながら
ひとたび舞台を降りれば
会場のレストランや
トイレを使わせて
もらえない。

そして、
当時の黒人は、
白人に雇われることは
あっても、

その反対は皆無
だったから、
トニーを雇っている
ことで、同じ黒人から
も白い目で見られる。


ドンが置かれた状況は、
単に黒人であるという
以上に、自分が
成功した黒人である
ゆえに、身の置き所
がなく、深い孤独感が
にじみでています。

そんな黒人が
置かれている
厳しい現実を
目の当たりにした
トニーは、次第に
黒人への見方を
改めていき、

ドンもまた頑なな
心を開きはじめます。

旅のおわりには
すっかりうちとけ、
その後、長きにわたって
友情を育んでいくのです。



派手さはないけれど、
じんわりくるいい映画
でした。




さて、トニーを演じた
ヴィゴ・モーテンセン
ですが、


実はその姿に
少なからずショックを
受けました。

なぜなら、私が初めて
彼を見たのは

ロード・オブ・ザ・リング
のアラゴルン。



そのときのヴィゴは
ちょっと荒くれ者で
男っぽくて、

だけどさすが
後に王となる人物、
アラゴルンだけあって、
どこかノーブルな
イケメンでした。


画像 imdb

それが、荒くれ者を
通り越して、粗野で
太ったイタリア系
オヤジとして

現れた彼に
最初はわかりません
でした(´;ω;`)


まあ、御年63歳だもんね。
仕方ありません。

でも、役作りだと
思いたい(笑)


ドン役のマハーシャラ・
アリは、ムーンライトと
いう映画でも助演男優賞
を獲得しています。


今や引っ張りだこで
飛ぶ鳥を落とす勢い
の彼ですが、私はこの
映画で初めて知りました。

天才ピアニストの役
だから、

全体が映り込む場面でも、
アリが弾いている
と思っていたのですが、
さすがにそれは
別人の手によるもの
でした。


でも、実際、8か月間、
ドンになりきるため、
ピアノの特訓を受けた
そうなので、

そこはやはり、
本物らしく
見せてしまう俳優、
映画ってすごいなと
思った次第。



ですが、差別の本質を
完全に理解してはいない
として批判もあったようです。

難しいですね。

異色の人同士の
友情物語って
それだけで

単純な私はすぐに
感動してしまうけど、
よく考えれば、

いくら実話がもとに
なっているとはいえ、

これはあくまでも
絵空事であり、
だからこその娯楽である
ということは、

わかって
楽しむくらいでないと、
映画なんて観れないの
かなと思ってしまい
ました。



最後まで

お読み

くださいまして

ありがとう

ございました!

 
赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

久しぶりに
ロード・オブ・ザ・リング
を観たくなりました。