保険から 3 | ココロの向かう場所

保険から 3

さてご飯も食べて、

ガソリンも満タンにしてきて

緑犬(夫)がバイトに出たので

話はしつこく続きます。



「じゃあ、その返済が終わったら

  その返済に充ててた分は

  俺の小遣いになるよな?」


と言われた私は

まさに_| ̄|○ orz この形になりそうでした。


どーゆー理論でそうなるんだ?


「いや、それはならないよ。

  だってこの後はこれ、貯金する予定だもん。」

「(゚Д゚ )ハァ? なんで?

  俺が稼いできた金で俺が自由に出来る金は

  無いっていうの?有り得ないじゃん?」


出たよ!世の旦那の切り札。

『俺の稼いできた金』


「え~っとどこから説明しなおせばいいかな?

  うちには貯金がないんだよ?!

  そっちの方がありえないでしょ?

  本当ならあんたの借金返済に充てたお金が

  普通に貯金出来てたなら、

  もう余裕で3~400万は貯金があるんだよ?」

「でも俺が働いて稼いできた金で

  小遣いないっておかしいじゃん?

  今までお前に借りてる負い目があるから

  小遣い0で毎朝1000円渡されてって

  状況でも我慢してきたのに!」 

「あんた、私がもし別れる事になったら

  慰謝料出せないだろうから、

  私が勝手に貯金していって、別れる事になったら

  それを全額持って出ていくよ、

  って言った事に対してOKしたよね?」

「したよ。それは構わないけど

  まさかそれ全額充てるとは思ってなかったよ?」

「それはあんたの勝手な思い込みっしょ?w

  家計管理は私に任せるって言ったんだから、

  幾ら貯金に回そうとそれが私の決定って事なんだよ。」

「じゃあ全部貰え無いのは100歩譲っても

  そのうちの幾らかでも貰えないってのは

  どうなの?それに急に出費とかあったら

  困るから、毎日ギリギリ1000円でってのは怖いんだよ。」

「だからネットバンクのカード

  渡してあんじゃん?」

「いちいち暗証番号聞くのに

  お前に電話とかしなきゃなんないし、

  そういうのヤなんだよ。下ろしにいく手間もあるし。」


む~!

ああ言えばこう言うなぁ・・・。

ホントは手の内見せたくないので

これは言いたくなかったけど

仕方ないのでいう事にした。


「じゃあ、言うけど

  あんたがまた今回借りた保険のお金、

  私への返済が終わったら

  そっちに充てようと思ってたんだよ。

  これは私達のお金じゃないんだからね。」

「・・・・・・。だからそれは

  俺がバイト代から返すって言ったじゃん。」


どうやら50万の借金が無くなるより

目先の借り入れ先としての

存在の方が大事な様だ。

大体月に4~5万ほどの返済で

150万円以上ある借金を

あと何年で返済出来る算段なんだ?w

そしてそれ以降、更に50万以上の返済?

もう脳がパンクしそうだった。


「んじゃそれはあんたが返すとして、

  私のホンネはそこじゃなくて

  あんたに大金を持たせる事が怖い

  ってのは、判ってるよね?

  あんたはまとまったお金を渡されて

  それをパチ屋に持って行かない自信ってあるの?」

「・・・・そっか・・・・そーなんだよなぁ~><

  うん・・・・・そう・・・ない・・・・なぁ・・・。」

「ほらね。

  あんたに自信がないのに

  私はもっとねぇよwもっと怖いよw」

「う~ん・・・・そうなんだよ・・・

  でもギリギリの生活は怖いんだよ。」

「でも無理。やっぱ渡せない。

  自分で認めちゃってんじゃん。」


以前と違うのは

緑犬が自分で大金を手にすると

パチ屋に行ってしまう恐れがある事を

自覚し始めた事だ。

以前なら、そこは確実に突っ撥ねて

ゴリ押しで進めようとしていたから。

  

更に緑犬の言い分は続きます。