呼人完読 | 私の足は28.5cm強。

呼人完読

山田 悠介
パズル

野沢 尚
呼人(よひと)

 
昨日やっと見つけた山田悠介の「パズル」を買ってきて


ソレまでの間に合わせで買っておいた「呼人」を

急いで読みきったんだけどいや、面白かったですよ。
 
 

 
内容は主人公は原因不明で12歳のまま成長を止めてしまう。

しかも精神年齢も12歳のまま。普通の発育障害ではない。

仲の良かった友達も次々に大人となり汚れ傷付いて行く中

自分一人だけずっと子供の目で見続けなければいけない。

自分は何で生まれてきたのか、生まれたばかりの自分を

捨てていった母親に一言聞いてやりたい・・・

純粋な少年のまま生きる事は果たして幸せなのだろうか?

ってな感じのお話ですよ。この作家さんの割りにダークさ

控えめでむしろハートフルに近いかも。

あくまでこの作家さんの作品の中ではだけどねw
 
 

野沢 尚
魔笛

 
コレを書いた作家はちょっと前にここでも紹介した

「魔笛」を書いた作家さんです。自殺しちゃった人。

この人の本ってのはドレもコレも本当に面白いんですよ、

最近の流行のように蔓延ってる「偽悪的」な表現でなく

不思議とそのリアルなダークさは心地良くさえ感じます。

 

 
 

ドストエフスキーの罪と罰を見て思ったことだけど

やっぱ長く名作と呼ばれるものはまるで筆者の実体験

であるかの様にその心の動きまで書かれているのに対し、

ちょっと出の作家の書く文章はからくり人形劇のように

その心の動きも糞も(現実味が)無く話の筋に乗せる為に

設定上からしても無茶な行動や考えを抱いている事ですね。

ここだけが差だとは思いませんが読んでいて明らかに

差が有るなぁと、こないだ思ったんですよ。

ドストエフスキーの描く熱病患者のリアルさまでとは

行かないけど比較的この作家さんの文章も何かそれに似た

不思議な類似性を感じてしまうんですよ、うん。

 
 

 
まぁなんにしても面白いと。まぁそれだけなのですがw
 
 

 
さて、知り合いに薦められたパズルでも読んでみるとします。

 
次の本ももう決まっちゃってるのでww