呼人完読
- 山田 悠介
- パズル
- 野沢 尚
- 呼人(よひと)
昨日やっと見つけた山田悠介の「パズル」を買ってきて
ソレまでの間に合わせで買っておいた「呼人」を
急いで読みきったんだけどいや、面白かったですよ。
内容は主人公は原因不明で12歳のまま成長を止めてしまう。
しかも精神年齢も12歳のまま。普通の発育障害ではない。
仲の良かった友達も次々に大人となり汚れ傷付いて行く中
自分一人だけずっと子供の目で見続けなければいけない。
自分は何で生まれてきたのか、生まれたばかりの自分を
捨てていった母親に一言聞いてやりたい・・・
純粋な少年のまま生きる事は果たして幸せなのだろうか?
ってな感じのお話ですよ。この作家さんの割りにダークさ
控えめでむしろハートフルに近いかも。
あくまでこの作家さんの作品の中ではだけどねw
- 野沢 尚
- 魔笛
コレを書いた作家はちょっと前にここでも紹介した
「魔笛」を書いた作家さんです。自殺しちゃった人。
この人の本ってのはドレもコレも本当に面白いんですよ、
最近の流行のように蔓延ってる「偽悪的」な表現でなく
不思議とそのリアルなダークさは心地良くさえ感じます。
ドストエフスキーの罪と罰を見て思ったことだけど
やっぱ長く名作と呼ばれるものはまるで筆者の実体験
であるかの様にその心の動きまで書かれているのに対し、
ちょっと出の作家の書く文章はからくり人形劇のように
その心の動きも糞も(現実味が)無く話の筋に乗せる為に
設定上からしても無茶な行動や考えを抱いている事ですね。
ここだけが差だとは思いませんが読んでいて明らかに
差が有るなぁと、こないだ思ったんですよ。
ドストエフスキーの描く熱病患者のリアルさまでとは
行かないけど比較的この作家さんの文章も何かそれに似た
不思議な類似性を感じてしまうんですよ、うん。
まぁなんにしても面白いと。まぁそれだけなのですがw
さて、知り合いに薦められたパズルでも読んでみるとします。
次の本ももう決まっちゃってるのでww