手放した[9202ANAホールディングスが3,396円まで下がってきた(2020年1月30日)。

LCCの国内線が安くなり、ANAの優待割引券を持て余し気味だったので、ある程度の天井で利確後の買い戻しは考えていなかった。

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新型コロナウイルスによる肺炎が中国の湖北省武漢市を中心に拡大していることで、ANAへの影響が大きくなった。

厚生労働省

厚生労働省(2020年1月31日)


ANAは、2016年4月より、武漢への直行便を出しており、1月23日に「成田-武漢の欠航を発表。

政府からの要請で、ANAが武漢からの邦人退避のためのチャーター機(ボーイング767-300ER型機の国内線使用機)を出し、「羽田-武漢」にパイロット2名、客室乗務員(CA)6名で運行。

退避する邦人には、武漢の空港の搭乗ゲートでおにぎりやパン、クラッカー、ペットボトルの水を提供。

1月28日の第1便(206名)では、CAたちがマスクと手袋を着用。業務後、パイロットは3日間、CAたちは2週間業務から外れて健康管理。

第1便と1月29日の第2便(210名)では、症状のなかった乗客の中にも陽性者が判明。

1月31日の第3便(145名)以降の帰国便からは、CAが防護服も着用することになる。


ANAは、中国10都市11空港に飛行機を飛ばしており、1月30日には、平子裕志社長が「中国発の予約が半減、日本発も4割減となっており、今後、中国便の運休を考えざるを得ない」「中国線の収入比率は、国際線の14%、国内線を入れると7%くらいと、それほど大きな収入のインパクトはないが、非常に重要なマーケットなので実態を判断して、丁寧に対応を進めたい」と都内のシンガポール航空との提携会見で発言。


ANA

中国航空発着路線の特別対応も行っている。


2月1日から、法務省は日本到着前14日以内に湖北省に滞在した外国人湖北省発行の中国旅券の所有者入国を当面禁止


今後、ブログ管理人は、リスクが大きい中、チャーター機を出して邦人退避に協力するANAホールディングス買い戻してホールド予定