2019年の金融広告中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(単身世帯調査)によると、貯蓄ゼロ38.0%、貯蓄1千万円以上16.1%であった。
⬜️ 家計運営の意識
① 思ったより、ゆとりのある家計運営ができた。
② 思ったような家計運営ができた。
③ 思ったより、家計運営は苦しかった。
④ 家計運営については、意識したことがない。
結果 全体 貯蓄ゼロ 1千万円以上
① 6.3% 2.5% 9.5%
② 17.6% 6.8% 20.9%
③ 36.2% 35.9% 47.0%
④ 39.8% 54.7% 22.7%
考察
貯蓄1千万円以上では、家計運営を意識して、見込み通りの運営ができた人が多いと思う。一方、貯蓄ゼロでは、家計運営が見込み通りでなかったり、家計運営を意識していなかった人が多いと思う。
⬜️ 金融商品の選び方
① 預貯金
② 株
③ 株式投資信託
④ 公社債
結果 貯蓄ゼロ 1千万円以上
① 51.4% 39.8%
② 3.6% 31.1%
③ 2.2% 18.9%
④ 0.5% 4.5%
考察
貯金ゼロの場合は、預貯金の選択が妥当。株や投資信託などの運用は、せめて資産が年入の半分、或いは、年収以上を貯めてから、生活に影響のない余裕資金で始めた方が良いと思う☟。
1千万円以上での商品選択の割合も理想に近く、金融リテラシーの高さが伺えた。
⬜️ まとめ
・貯蓄は、家計運営の意識が大切。
・支出の予算を立てて、計画的な支出を心がける。
・貯蓄が進んだら、預貯金や投資などの分散運用を行う。
【引用・参考】
家計の金融行動に関する調査[単身世帯調査]令和元年調査結果」知るぽると
タケイ啓子「1000万円貯めた人は、アレが3倍以上!」Mocha(モカ)