ブログ管理人は、いったんお財布難民になり、お財布をやめた。

20歳のときに、オカンと行ったシンガポールのルイ・ヴィトンでグリーンのマグネット・ウォレットを成人のお祝いに買ってもらい、それを長く愛用していた。



その後、長財布ブームとなり、長財布に変えたところ、大きくて重く、鞄の中を幅広く占領し、1ヶ月もしないうちに、名古屋から東京に戻るJR高速バスでのうたた寝中にスリに遭う。

幸い、現金を使い切った後だったので、被害額は少なかったが、身分証明書や各種カードの使用停止、再発行に手間がかかって、二度と盗まれたくないと実感。

一目でスリにお財布と分かる長財布の使用をやめる。


その後、色々なお財布を試すがしっくりこず、ボロボロのお古のルイ・ビトンのお財布を使い続けていた。


そんな中、海外出張のときに、鞄の内ポケットや洋服の内ポケットに入る外貨入れとして、誰かのブログを参考に、無印良品の黒いポリエステル・ダブルファスナーケースSを購入。

ポリエステル・ダブルファスナーケースS:2019年2月現在、税込490円
無印良品

表側がメッシュになっていて、ここに硬貨を入れておくと、だいたいどれぐらいの小銭があるのかが把握できて便利。

一度に複数の国に行くときに、1ケース1国のダブルファスナーケースを用意しておき持参。再訪問が決まっている国のお金は、そのままケースに入れて、再訪問まで自宅で保管。

今では、日本円、米国ドル、英国ポンド、ユーロ、韓国ウォン、ニュー台湾ドル、香港ドル、中国人民元のケースがそれぞれある。


自宅から空港の往復に普段使いの財布を持っていると、旅の荷物になるので、海外出張の日本円用のケースを持っていたのだけれども、ある日から、帰国後も、そのまま日本でも使うようになり、現在に至る。

お財布をやめて、カードよりも少し大きめのこのケースに変えてから、本当に必要な数枚のカードと少しの現金(5,000円〜10,000円)しか持たなくなった。

サイズが小さいので、余分な物が入らないだけでなく、レシートや領収書を直ぐに整理する習慣がついた。

日本円用は、プライベートと源泉徴収される仕事用と個人事業主用の2つのケースを使い分けている。サイズが小さいので、2つのケースを鞄の中に入れても気にならない。

オカンは、「そんなポーチでお店の人に恥ずかしくないのか?」というけれども、自分の行動を振り返ると、お店の支払い時にケースを出すことはなく、事前に必要な金額を出しておいたり、使うカードを出しておいてから支払い、お釣りとレシートを受け取ったら、脇で合っているか確認してケースにしまうので、そもそもお店の人にケースを見られることはない。

海外では、周りの人にお金の入ったケースをどこにしまうかまで悟られないように気をつけている。

たまに友人がこのケースを目にすることはあっても、ブログ管理人のことをよく知っているので、「あっ、増えて貯まるケースだ」といわれる程度。

20歳のときに、オカンから「成人になったら、ちゃんとした財布くらいは持っていた方が良い」とマネービリーフの呪いにかけられたけれども、今は、その呪いもない。

というのも、長財布で散財して借金のある友人も、銀行のお札用封筒を財布代わりにして、富豪層にランクインしている知人も、封筒に1週間の使用分の現金を入れて財布代わりにして、キャッシュでマンションを購入した友人も知っているので、自分の心にピッタリとフィットしたものが最適なお財布だと思う。

ブログ管理人は、お財布をやめて、「お財布はお金を使う入れ物」という概念がなくなったせいか、無駄使いが自然となくなり、お金が増えて貯まる循環に流れが変わった。