「収入が低いからお金が貯まらない」のは、嘘か言い訳で、アメリカの億万長者研究では、収入の高さではなく、収入より支出の少ない人が億万長者の特徴だとされる。

トマス・J・スタンリー他:となりの億万長者ー成功を生む7つの法則、早川書房、2013

何にお金を使ったわけでもなく、手元からお金が消えている人は、お金の生活習慣病に要注意!

ペットボトル飲料を購入して、飲みかけのまま放置したり、大掃除で同じ物がいくつも発見されたり、用もなくコンビニエンス・ストアやカフェ、お店に立ち寄ってしまうなど、ブログ管理人も心当たりがある。

支出に使途不明金が多いと、お金が貯まりにくい。

ことわざの「塵も積もれば山となる」のように、数百円の使途不明金でも、積もれば大きな無駄使いとなる。


お金の生活習慣病の傾向がある人は、今日からの支出を消費・浪費・投資に分けてみるといい。

家計簿が続かない人も、使ったお金を消費・浪費・投資に分けるだけでも、改善効果がある。


横山光昭:年収200万円からの貯金生活宣言、ディスカヴァー・トゥエンティワン2009

ブログ管理人は、消費・浪費・投資を意識して、使途不明金を撲滅。


消費:生きるために必要なお金

浪費:明らかな無駄使い

投資:将来につながる生産性のある支出

の3つに分けることで、使ったお金がどう作用するのか、自分の価値観も見えてくる。

支出の黄金比は、消費70%:浪費5%:投資25%だが、あくまでも支出の中の内訳の比率であって、収入を使う内訳ではない。

最近のブログ管理人の浪費は、不要な交通費。渋滞が多い地域に住んでいるので、出遅れたり、所要時間を読み違えたり、本来、必要のなかったタクシー代。それ以外の浪費はなくなった。

ちなみに、仕事で遅くなった夜に安全に帰宅するためや、体調不良によるタクシー代は、消費に計上している。

支出の消費・投資・浪費の分類が身につくと、使うお金を作用させる力もついてくると実感できるだろう。



2019年1月4日
2019年8月8日  更新


【参考・引用】
横山光昭「年収200万円からの貯金生活宣言」ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009
トマス・J・スタンリー他「となりの億万長者ー成功を生む7つの法則」早川書房、2013