阪神タイガース超応援日記2025 -23ページ目

阪神タイガース超応援日記2025

阪神ファンおじさんの阪神応援に特化した日記です。
ファンとして勢いに任せて書いておりますので、思い込みや偏見、および勘違い、思い違い多々ございますが、ご容赦下さい。
現在、試合後の感想コメントと、虎コラムの2本立てでやっております。よろしくお願いします。

阪神○2-1●ソフトバンク(神1勝)
日本シリーズ第1戦  みずほPayPayドーム
T|000 002 000|2
H|100 000 000|1

【勝 利】村 上 1勝
【セーブ】石 井 1S
【敗 戦】有 原 1敗

阪神=○村上―及川―石井
ソフトバンク=●有原―藤井―松本裕―杉山

 

阪神、ホークスの本拠地で歴史的勝利!!!

何せ、阪神は福岡で7連敗中らしいですから。

鬼門と言えば、大鬼門ですよ。

 

日本シリーズ、まずスタメンで1億人の阪神ファンが驚きました。

6番レフト島田海吏。

島田海吏がスタメン?

これ公式戦では何試合ぶり??

奇手中の奇手でしょ。

 

しかし、その島田が内野安打を打ち、今シリーズのチーム初盗塁を記録し、また及川が打たれたレフトを超えそうな当たりを神キャッチするのですから、分からんもんです。

これで、島田の現役ドラフトの線は完全になくなりました。

 

阪神の今シリーズのテーマが分かりました。

それは「足」です。

ソフトバンクの周東は当然足の攻撃を得意としますが、阪神には近本だけでなく、中野もいるし、また島田もしれっと盗塁を記録するなど、完全に足の攻撃では上回ってますよね。

 

6回表先頭の近本がショートを破るヒットで出塁し、中野の打席の1球目ですかさず二盗。

中野は三塁線に切れそうで切れなかった絶妙なバントで無死一三塁。

 

管理人が思う、「今日の試合を決めたプレイ」がここで出ました。

やっぱりピンチになると、バッテリーは打者に全集中するわけですよね。

だからこそ、CSでも近本の神三盗が出たわけですが、有原―海野のバッテリーは森下との対戦に集中する余り、一塁の中野への注意が散漫になるのです。

 

そこで中野が二盗を成功させ、無死二三塁になりました。

これは管理人的には、今日の一番のプレイだったように思います。

一三塁だとゲッツーがあるけど、二三塁ではゲッツーはありません。

ソフトバンクは前進守備で、ホームアウトを狙うよりほかはありません。

なぜかショートだけ深い位置に守っており、森下の緩い打球はそこに転がりました。

ショートは一塁に投げるしかなく、一塁はアウト。

 

三塁の近本は当然ゴロゴーでホームイン、しかし二塁の中野まで三進しました。

 

ソフトバンク側は目に見えないエラーの連続ですよ、これ。

中野の二盗を許しただけでなく、森下のショートゴロで三塁にまで進ませてしまったのですから。

 

足の攻撃というのは盗塁だけではありません。

こういう相手のスキをついて、先の塁を陥れるプレイが後につながってきます。

 

一死三塁で佐藤輝の打席ですが、有原は思い切って落ちるボールが使えず、打席の佐藤輝は外野フライでも一塁線へのゴロでも何でも1点が入る楽な展開。

結果的にタイムリーヒットですが、既に気持ちの上で相手バッテリーを上回っていたと思います。

 

しかも、右中間への当たりが外野の間を抜けず抑えられた打球だったのに、輝はきっちり二塁まで進みます。

その後、大山のカス当たりの投ゴロでも輝は三塁まで進むんですから、島田が凡退して点にはならなかったけれど、どれだけ阪神のランナーの進塁意識高いねん、と。

 

阪神のチャンスというチャンスは少なかったけれど、この6回表の足をからめた集中攻撃は、完全にソフトバンクを上回っているものと思われます。

 

シーズン中と同じく、ハラハラしながらも鉄壁リリーフ陣で乗り切る、という阪神得意の形が見られました。

投のキーマンは石井、打のキーマンは中野だと思います。

中野がどこまでつなぎ役となって、クリーンアップに回せるか、これからの試合はここにかかってくると思いましたね。

 

島田のスタメンの成功といい、藤川監督はドラフトからどこまで運が向いてるねん?

 

第2戦の先発は阪神が久々のデュプランティエ、ソフトバンクがCSで古巣日ハムに打ち込まれた上沢です。

長らく休んでいたデュープがどこまで復調して投げられるのか楽しみです。

 

阪神は、あとの甲子園3試合で、才木、大竹、髙橋を残しているので全然あせりはないと思いますよ。

明日もがんがん走りましょう!