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↑親しみのある場所がたくさん載っている一冊。只今、家族で回し読み中。


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  実家に帰ると、バタバタしていていました。祖母の妹がお亡くなりになったのでした。長居は無用と、旦那に合図を送りました。珈琲一杯だけで帰ろうと。

  ふと、祖母の父、ひいおじいちゃんにあたる人が書いた額の読み方を聞きました。長年その下で暮らしていたから、何度か聞いたはずでした。


「積善余慶」


  長年教師を務めたひいおじいちゃんは、自らの書を親戚にプレゼントしていたのだといいます。幼い頃、少しだけ話した記憶はありますが、もう彼に関する記憶は祖母の語る父親像になりました。

  祖母が父親のことを語るとき、いつもの優しい表情からさらに柔らかい顔つきになります。

  そういう人だったのでしょう。おかげさまでその書のとおり、毎日を過ごせております。