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【きもので訪れたい黒江のまち】

  「これ、黒江カレーって言うんです」

  そうして不思議な彼女は、僕に勧めた。
この黒い色は僕にとって馴染みのある色。あまりにもニコニコしてくる彼女のまえでは、スイーツ・コーヒー付きで頼んでしまった。

  なんだろう、このピリリとしたスパイスは……。

  カッコつけるつもりなんて無かったのに、ミルで香り立つ山椒スパイスをかけ過ぎたかな。

  「君は食べないの?」

  「あなたが美味しそうに食べてるのをみたいから、大丈夫よ」

  いや、あまりじっと見られるのは慣れてないんだけど、照れるな。そこはご馳走させて欲しいんだけどな……。まぁ、いいか。
  こうしてすっかり僕のペースは奪われ、彼女に巻き込まれた僕はこの後、紀美野町真国に行くことになった。

  なんだか懐かしいな。
  彼女に手紙を出してみようかな。

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  そんな物語が浮かんでくる、黒江ぬりもの館さんにお邪魔しました。私のお気に入りの「黒江カレー」はお土産としても大人気だそうです。
  
  漆器のまち、黒江。

  わたしのおばあちゃんがいた町。

  私の『BAR0214』という小説のエピソード0は、フィクションファンタジーだけれど、この町がモデルになっています。
  私はこの風情のある空間で浪漫に耽りながら、窓際でカレーをいただくのが大好きです。

6月3日には…何やら楽しそうなイベントも🐟✨

第2回黒江めった祭り
https://www.facebook.com/events/2035665626717116??ti=ia