今度はミネラルウオーター
先週、東京都の浄水場の水から、放射能物質の濃度が、高くなっているという報道が、流れた途端、東京のいたるところの店から、ミネラルウオーターが消えました。
こういうときの、連鎖反応はすごいものがあります。弊社は、DO Waterというミネラルウオーターを販売してますが、この報道が流れた途端、親戚、知人、本社の社員たちからぞくぞくと注文が。。。。
聞くところによると、すぐにサイトで買えるどの水も売り切れ状態に陥り、楽天ランキングは、すべてミネラルウオーターになったとか
乳児への水道水の摂取制限が出されたので、パニックになるのは、仕方がないですが。。。。妊婦の方々や小さい子供がいる家庭もやはり、不安ですよね。
震災以来、お米、卵、牛乳、トイレットペーパーに始まり、今度は、ミネラルウオーターと、皆が買い占め行動を一斉に起こした結果が、店頭から商品が消えてきました。なんだか、日本人って皆がこうするなら、こうしないと気が済まない、不安になる国民性だからでしょうか?
今日もどこのスーパー行っても、ミネラルウオーターは、見かけませんでした。原発の問題も長期化する様相を見せてきました。フランスからサルコジ大統領も、こんな危険といわれている日本に
フランス最大の原発会社の女性CEOまで乗り込んできました。フランスは、世界第一位の原発国だそう。
政府の発表に、右往左往せずに、冷静に平常心を持って、行動してきたいものです。
ちなみに、DO Waterも在庫薄になってきたので、水工場に増産をお願いしたところ、なんと今度は、ペットボトルとキャップが、足りなくなっていて、すぐには無理との回答
あーそこに連鎖するのか。。。と。
今度は、水工場が、水はあるけど、ボトリングできないといった事態になっています。そんなわけで、当分、ミネラルウオーター不足は、解消されそうもありません。
ちなみに、DO Waterは、今ならまだ多少は在庫がありますよ。この情報は、DOファンの皆様だけに、こっそりお伝えしておきます。
アファンの森は今ーアファンオフィシャルブログ
あの震災から、一週間が過ぎようとしています。日を追うごとに、明らかにされる悲しい現実、福島の原発の放射能漏れへの不安、株価の暴落、加速する円高。。。
この一週間、日本中の皆が、不安に陥っています。。。私もその一人。海外では、震災のことより、このたびの福島原発の事故が大きく報道されているようで、2~3日前から、再び、海外の友人から、”放射能汚染、大丈夫?”というメールがたくさん届きます。中国、フランス、スペイン、イタリア、シンガポール、アメリカなどなど。
日本政府が、真実を国民に伝えていないのではないか?とか東京も、危ないとかそんなことを言われても、被災していない私たち、とくに日本の経済の中心地、東京で働く人々が、平常心を保ち、日本経済をこれ以上、悪化させないよう、いつも通りの経済活動を送ること、これこそが、今、私たちの使命の一つではないかと、強く思います。
それでなくても、店は、閉店を早め、どこの百貨店に行っても人はまばらで。。。。各業界の売り上げの低下は、免れない状況。在日の外国人たちは、本国からの退去勧告に従って、どんどん自国へ退去しているとのこと。
でも、私たち、日本人は、この危機を皆で力を合わせて、乗り越えて、日本を復興させていかなくてはならいのです。どこが別の国に逃げるわけにはいかないのです。自分の国を守るために
こんな強気なことを言ってても、不安ですし、ストレスもいつも以上です。つぃさきほど、何気なく、DO EauGraceが支援させていただいているアファンの森のブログを見たら、アファン事務局の方が、こんな私たちの癒しになればと、たくさんの森の写真をUPしてくれているのを発見
ブログはこちら→ http://www.afan.or.jp/afan_now/
癒されますよ。。春は、森に確実に来ています。そして、今朝、弊社のある東京の世田谷でも春を見つけました。
もうすぐ、桜も咲く季節。”どんな困難でも、乗り越えられない困難は、その人に神様は、お与えにはならない”と、学生の頃よく、シスターに言われました。
本当にそうだと思います。今は、がんばるしかないです。
今回の震災に思うこと
先週の金曜日のあの凄まじい震災から、丸5日が経ちます。皆様、そしてご家族、お知り合いは、ご無事でしたでしょうか?あの日以来、多くの海外の友人から、無事を確認するメールが届いています。なんだか、すごくうれしくて、暖かい気持ちになります。本当にありがたいです。無事を知らせるメールを書くのに、少々忙しのですが。。。
この場をお借りして、今回の東北太平洋大震災で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。毎日、目にする被災地からの映像には、ただただ、心が痛み、張り裂けそうになります。何か、自分にできることはないのかと、もどかしい気持ちです。ただただ、一人でも多くの方が、救助されること、被災地の一日でも早い復興を祈ることしかできません。。
東京も相当揺れました。。。私は、ちょうど、4月に行う予定のDO EauGrace美容セミナーの会場の下見に新宿へ向かっていました。駅まで歩いていく途中、激しい揺れを感じ、直観的に、”これは尋常でない地震の発生!と思い、歩くのもままならない最中、必死にオフィスまで戻りました。
戻ってまずしたことは、家族か無事かどうかの確認。。。。携帯にかけてもかけても、皆、つながらず。。。焦りました。
娘は、大学の卒業式の練習で、大学におりましたので、安全は確保されておりましたが、最後まで連絡がつかず、心配しました。。。娘は、私の母校である清泉女子大学に通っております。
わが母校は、五反田の島津山の高台にありますので、何か災害時には、安全な場所ですし、近隣の避難所のにもなっています。夕方、ようやくメールが通じ、無事を確認できましたが、案の定、その晩は、自宅に戻れず、大学で一晩を過ごし、土曜日の昼ごろ、徒歩とタクシーでなんとか帰宅しました。
娘によると、その日、清泉は、帰宅難民の方々を受け入れており、大学内は、多くの方でいっぱいだったそうです。清泉女子大は、スペイン系カトリックの女子大です。私も在学中お世話になったシスターたちも、大学のほうに避難していらしたそうです。
この震災を受けて、昨日15日予定していた清泉の卒業式が、中止になりました。わが母校は、カトリック精神にのっとった教育をモットーにしております。多くの方々が、大変な苦難にあっているときには、自分のことより、まず他者のことを思い、祈るべき。。。
でも、娘たちにとっては、一生に一度の大学の卒業式です。お友達、先生方と一緒に、学位授与式で、卒業証書を受けたかったことでしょう。。。あまりに見ていて、かわいそうで、せめて、清泉の裏庭で(島津侯爵邸跡地なのですばらしいお庭があります)皆で、卒業の記念写真だけでもとらせてあげたいと思い、
私は、昨日から、お世話になったシスター、学長様にメールで、お願いを続けています。。。シスターからの返信では、大学側も記念撮影を検討しているとのこと。
今は、ただ祈るだけです。
うちの大学は、卒業式には、歴代の卒業生が来た、ガウンとハットのいでたち。アメリカとかの大学でよく見かけるあの恰好です。私も、うん十年前に来て、学位授与式に出席しました。
日本は、かつてないほどの困難に直面しています。経済的にも物質的にも豊かな国に住んでいると、人として本当に大切なことを見失いがちです。
人と人とのつながり、人への思いやり、愛の大切さ、そして家族の大切さ、ひしひしと再認識しているこの5日間でした。