◎⑨ウイスキータイム
○⑫シャルフジン
▲⑦モーニングショー
△③デシジョン
△⑭プライルード
△⑩ラブミードール

ホッカイドウ競馬のシーズンでも一つのハイライトとなる栄冠賞の日が早くもやってきた。今年日本初の2歳馬の重賞。多頭数、ナイター、初物づくしの試練を乗り越える経験が先につながっていく。個人的には栄冠賞の狙い方があるがそれは「スタミナがありそうなタイプを狙う」ということ。やはりデビュー間もないころはスピードの違いで決めてしまう馬も多いが、勝ち上がり戦になると一本調子でいけるものでもなくもちろん力を見せる馬もいるがバテない頑張りで上位を伺う馬も多い。勝てなくても馬券に絡んた馬でいえばヤマノファイト、ヒガシウィルウィン、スーパーステション、オヤコダカなど中距離で活躍する馬も多く速さも力もありそうな馬を狙うのも手である。

本命はウイスキータイム。1100mのフレッシュでは同距離で勝ったモーニングショーやシャルフジンと時計で比べれば地味に映るがテンのスピードはヒケを取らないものが見える。上がりはかかったがまとめたことは評価したい。本来はこの距離ベストとは言えないタイプで今回は100mの延長だが控えてもOK、消耗戦は歓迎の陣営のコメントにはそそられるものがある。そして調教の時計もフレッシュの時よりも数段質を上げての好仕上がりでここに臨む。フレッシュでのダッシュを生かせて、中間の調教で我慢が効いて終いも反応していそうならばまさにテン・中・終いが揃っていて、インパクトのある勝ち方をしてきた馬たちとも見劣らないだろう。枠の有利不利は予想しようがないのでここは名手五十嵐騎手の手綱さばきにも信頼を寄せたいところ。

能検で見せたインパクトは近年でもなかなか見られないものであったシャルフジンもデビュー戦は挨拶代わりには十分すぎる内容。早く中距離で見てみたい気もするがここでも当然素質だけで勝負になれる。

印をつけた馬、つけられなかった馬も大きい差はない。注目に値する一戦ぜひ参加していただきたい。


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(………コッソリ教えます。今日この馬狙ってみては?↓


2R ⑧ティーズグランツ
前走は1200の最内でいいレースが出来なったがフレッシュ、アタック連続3着は平場条件なら今少しやれていいし、今回は時計面で上位にたてる。お母さんは7年前の栄冠賞の勝ち馬。母の勝った重賞の日に息子が初勝利をつかめるか。


7R ⑦サクラトラジャー
転入緒戦は3秒、前走は5秒も離されているが調教は常に悪くないところにはあるだけにぜひこういう馬は距離短縮で狙いたくなる。使いつつ馬体もしまってはくるだろうし、ワンターンで集中が続けば変わり身があっても。