大阪市淀川区のカウンセラー|不登校・ひきこもりの対策など心の問題なら「ますだせいじ心のサポーター事務所」 -7ページ目

大阪市淀川区のカウンセラー|不登校・ひきこもりの対策など心の問題なら「ますだせいじ心のサポーター事務所」

「心づくり」という新しいジャンルを開発しています。そのような視点から、日頃の何気ない生活の一コマが人生のターニングポイントになっていることを思い、心づくりの大切さや人生について、「心づくり」のインストラクターとしての立場で書いています。

月曜日に放映された「こうのとりのゆりかご」というドラマ。熊本の「赤ちゃんポスト」をテーマに、全国で初めて取り組んだ病院の取り組みをドラマにしたものでした。

 

生んでも育てられない事情がある人や生まれてくる子供の命を救おうと、手を差し伸べた病院の取り組みです。

 

当然、最初は、非難もあったそうですが、やむにやまれない気持ちからのスタートだったことは、よくわかります。

 

私たちも不妊治療を続けていた中で、望まれずに生まれてきた子供がいるのなら、その子と一緒に生きていくということもとても有意義なことではないかと思え、岡山ベビー救済協会を通して特別養子制度で戸籍上の実子といたしました。

 

申し込みをして一か月後には娘を迎えていましたが、生後8日目で、それからというものは、てんやわんやで子育て生活に入り、あっという間の12年でした。(あと数か月で12歳になります)

 

昨年、毎日新聞社の取材を受け、「困ったことはありましたか?」と質問されましたが、「わが子と定めて育てているので、何もなかったですね」と答える以外ないぐらいで、娘から学んだことはいっぱいありましたが、困らせられたことはまったくありませんでした。

 

また、告知も三歳になったらしようと思っていましたが、半年前から「ふたりのおかあさんからのおくりもの」という絵本を読んで聞かせ、話しました。その時は、「ふーん」という感じでしたが、この認識は、しっかり生まれ、その後は、家族の会話の中で普通に、生んでくれたお母さんの話や養子であることなどもお互いにするようになっています。

 

私も数年前から、「私たちは幸せだった」というだけではいけないと思い始め、何か、ご恩返しができないかと考え、このブログでも私たちの壮絶な不妊治療の歩みや特別養子への経緯と手続きの仕方などを公開しました。

 

そうすることで、私たちの経験が、今、まさに、困っている人の参考になればと思ったからでした。

 

その後、メールでいろいろ質問をされたり、その結果、私たちと同じ道を選択された方々もいらっしゃいます。

 

私は、今まで、一つ、ずっと疑問を感じていたことがありました。それは、私のHPの検索履歴を見ても、たくさんの人たちがいまだに探してみてくださっていることがわかります。それなら、もっと、PRすれば、と思っていたのです。ですから、「なぜ、協会は、もっとPRをしないのだろう」と不思議だったのです。

 

しかし、その疑問は、昨年の新聞社の記者の方との会話でよくわかりました。岡山ベビー救済協会の会長さんは、生まれた赤ちゃんを手放さないといけなくなった親御さんや養親の方々への守秘義務を絶対守らないといけないと、頑なにマスコミなどに顔を出したりPRしたりしないと決めておられると聞きました。

 

それをお聞きして、「そういうことだったのか」と思いました。確かに協会がしにくいのは、わかりましたから、尚、私たち経験者が自分の体験を伝えていくことが重要なのだと思い、ボランティアとして、また、ご恩返しとして、これからの人生の中で、できるだけ伝えていきたいと思いました。

 

このドラマを観て、改めて、感じるところがありました。




無料相談は、こちらから

 support@mental-supporter.jp

娘に「大阪の小学校は慣れたか?」と聞くと、「うん、面白いで。友達もいっぱいいるし」。

 

何か、のびのびと水を得た魚のように小学校生活を楽しんでいるという感じがするのです。

 

担任の先生も、「授業中は、静かですが、休み時間になってら元気ですよ」と、おっしゃる。

 

親としては、勉強も大事だけど、楽しく遊ぶことも大事なので、「よかった」と思っているのです。

 

そんな娘が、「パパ、一つわからへんことあるねん。まだ、いっぺんも『なんでやねん』てゆったことないねん。どんな時に使ったらええの?」

 

私「うーん。どんな時って、自然と出て来るやろ。出てけーへんか?」

 

娘「うん、わからへんねん。そやから、使われへんねん」

 

こんなことで、困っているのかとびっくりしました。やはり、大阪弁も見よう見まねで使っていて、もう溶け込んでいるなぁと思っていましたが、やはり、山形で育った娘にとっては、戸惑いもあるのだなぁと思いました。

 

そういえば、以前、男の子から「おまえの言葉へんやなぁ」って言われたというのを聞いたことがありました。

 

大阪で生まれ育った私には、特に意識して覚えたという感覚がなかったので、どう教えればよいのかその時は出てきませんでした。

 

しかし、娘は娘なりに、この環境に順応していこうと一生懸命なのがわかったことが、良かったと思いましたし、ここをどう乗り越えていくのか見ていきたいと思いました。

それ以外にも、心の体質改善が必要なケースや患部に直接治療するようなあり方も有効な場面があります。

 

その方の心に合ったいろいろなあり方を駆使して行うことになるのですが、十人十色で、一人として同じ心を持った人がいないわけですから、心づくりのあり方もそれぞれということになるわけです。

 

私が、常に見ているのは、

 

(1)      表面化した問題がどんな心を原因になっているのか

(2)     その心は、どんなふうに育ってきたのか

(3)     その心のルーツはどこにあったのか

(4)     それに伴って、どんな処方箋を描くのか

(5)     まず、何を心がけていただくのか

(6)     しばらく取り組んでいただいて、思い方の変化と目の前に起こってくることの変化を確認

(7)     それによって、努力の方向が合っているのかどうかを判断

 

というところから始めることが多いのですが、最初の数か月で努力されている方向性が合っている状態に導いていくのが第一段階として大切なことだと思っています。

 

問題が表面化したということは、心づくりに取り組む一つのきっかけになることが多いのですが、実は、原因はもっと隠れた奥深いところにあるわけです。しかし、それが、問題として表面化していないときは、課題として意識しずらいという事もあり、なかなか取り組むきっかけにしにくいのです。

 

ですから、問題がタイミングよく表面化することも決して悪いことではないと思っています。それよりも、それを如何にきっかけにしていくのかが大事だと思っています。

 

しかし、私が理想だと思うのは、問題が表面化していない常日頃の段階でより素晴らしい心を作って行く努力をしながら、人生に臨んでいるということで、そうなりますと、問題があるとかないとかではなく、早い段階から取り組めますので、問題を回避できる確率が高くなるわけです。

 

そして、心づくりがはじまったとして、どんな問題にも心の原因が必ずあります。その心をみつけることが必要なのですが、ここで、ヒアリングが大切になってきます。

 

電話やスカイプでさせていただいているのですが、ご自身だけでそれをみつけるのは、ちょっと、大変だろうなぁというのが心づくりのインストラクターとしての実感です。

 

次に、その心が育ってきたルーツがあります。それは、その方の幼少期の出来事であったり、ご両親の人生の中にあることもありますし、もっと、ご先祖の置かれていた環境にあることもあります。

 

そんなふうにして、その心が大まかにですが、把握できたところで、この心を良い方向に変えていくために、暫定的ではありますが、処方箋を描きます。これは、インストラクターの役目です。

 

その上で、どこから努力を始めていただくのかということで、やはり、いっぺんにがらっと変えるわけにはいかないのです。ですから、ここで、スモール・ステップ法が活きてきます。これは、その方の反省力や実行力の度合いにも直結しますから、その方が意欲となるところで決めるのが良いと思っています。

 

そんなことで、取り組み始めていただいて、大体の場合は、一か月に一度、その後のヒアリングをさせていただいており、そこでは、気分であったり、思い方であったりの変化をお聞きしています。そして、思い方が変化してきますと、必ず、目の前に起こってくることも何かが変わりはじめますので、その状況が生まれ始めているのかどうかを見たいわけです。

 

もしも、まだ変化がはじまっていないとしたら、努力のあり方に問題があるのか、勘違いがあるのか、まだ、よく理解できていないのか、それとも、処方箋の描き方と指示に無理があったのかなどを確認させていただいています。

 

そんなことを数か月続けていますと、ほとんどの方は、照準が合ってきます。

 

そんなことで、心づくりのトレーニング現場で感じているのは、いっぺんにがらっと状況が変わるという瞬間を迎えるためには、そこに至るまでには、目に見えないところで地道なステップを踏んで努力を重ねてきたプロセスがあるということなのです。

 

そして、究極を言えば、問題解決が最終ゴールではなく、心の質をより高めていくことをめざしているわけです。以前にも申し上げましたが、心の質が高まってきた分だけは、起こってくる問題の中身も変わってきますから。(おわり)