こんばんは 加藤kjです
どれ位の時間が経ったのだろうか。酔いが醒めてきました
よっしぃさんが口を開く
「お前らさー、何か他に稼ぐ方法知ってるのか?」
「地道に小屋を建てて拠点を作って農業とかは・・・」
「の・農業・・・それは・・・」
加藤kjは基本品行方正であるが農業をしてコツコツ貯めるのは嫌いなタイプです
それなら遺跡探索の冒険で一攫千金が良い
反論する理由を探しているとよっしぃさんが遮る
「農業するとなるとホーリーネーション領が肥えた土地だが税の徴収はキッチリ来る
それ以外にもダスト盗賊やらどこそのこ忍者やら色んな輩が金をむしり取りに来るぞ」
「最初の内は稼げないし出費が嵩む。軌道に乗ったところでホーリーネーションという国の
狭量さ具合に困ることになるだろうな」
「きょうりょうって何?」
ゴリさんはバカだ。そしてバカ正直だ
「ホーリーネーションは高度な失われた技術(ロストテクノロジー)を警戒している
個人の大きな儲けが許せないんだ」
少々の沈黙の後、加藤kjは別の場所で農業とも思ったが敢えて違う提案をしてみた
「じゃぁみんなで遺跡探索をしに行こう」
「それは良い、けど近くにある噂で聞いてる遺跡はどこも主というか番人のような輩が
住み着いているらしい。それを倒してお宝を得られるだろうか?」
そういえば色んなBARで遺跡の噂を聞いたが主の居る遺跡から戻って来たという者の
話を聞いたことがない。そこそこ強そうなテックハンターも帰ってきた試しがない・・・
ゴリさんは農業、加藤kjは遺跡探索を推して沈黙が続きました
よっしぃさんが口を開いた
「俺は後3つキャットを稼げる方法を知っている」
ゴリさんの目が少し真剣になった
「1つは“窃盗”だ。これにはコツがあって・・・」
「泥棒はちょっと・・・」
加藤kjはこんな世界であってもなるべくなら犯罪はしたくないと考えています
「んじゃぁ2つ目、“追い剥ぎ”だ。暗殺のスキルが必要だが・・・」
「どっちも危ないから嫌だ」
ゴリさんはやっぱり小心者だ。危ない話は好まないらしい
「じゃぁ仕方がない、最後の3つ目。Tシャツ屋だな」
加藤kjとゴリさんは顔を見合わせました。先にゴリさんが話し始める
「Tシャツ屋って何だよ、Tシャツ売るのかよ」
「そうだなぁTシャツ専門の卸問屋ってところかな」
加藤kjはTシャツ専門の殺し屋という言葉を思い出したような気がしました
だがTシャツ専門の卸問屋とは何のことかさっぱり分からない
よっしぃさんは2人が分からない顔をしているのがちょっと面白いらしい
「よし、じゃぁTシャツ専門の卸問屋するかぁ。決まった訳だし朝に成ったら出発するか」
日が昇るとヘフトを後にしました
ゴリさんは困惑を通り越して興味に変わったらしい
「悪い事じゃなくて物を売って稼ぐらしいし凄く稼げるんだったら面白そうだ」
加藤kj的には納得がいかない
何より皇帝テング襲撃金策作戦?!を失敗しているよっしぃさんが推す作戦だ
怪しい話に違いない
そんな心中を察してかよっしぃさんが独り言のように話し始める
「今回の作戦だってほぼ成功だ、元手の安いボーンドッグで慎重に行えば
毎回3000キャットの利益は出る。それにやってみて“良いこと”が解ったから
それを加味すると大成功だなぁ」
よっしぃさんが言う“良いこと”が何なのか分からないし積極的に分かりたくない気分です
そしてよっしぃさん曰く目的地は“シャーク”らしい
スワンプの中心地のシャークへ行くには・・・砂漠を越えてオクランの盾から
ホーリーネーション領を通りハブなどのボーダーゾーンを経由してスワンプに
入るぐらいしか道がない
知った道とはいえ遠い道のりです
何事も無ければ良いのですが
・・・それではまた


