CVTフルードは5万キロで必ず交換! | ダイハツのいち日記

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高知県香南市にあるダイハツショップです。
 
商品のお知らせやオトク情報、当店独自の整備内容などをお届けします。

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 最近のダイハツ軽自動車の大部分にCVT(無段変速機)が採用されています。エンジンのパワーを効率よく駆動力に変換し車輪に伝えるトランスミッションで、他社さんの自動車にも数多く用いられている技術です。
 
 あまり知られてないことなのですが、このCVTは性能を維持する為にフルードと呼ばれる作動油の5万キロごとの交換がダイハツから指定されています(これは、お車の取扱説明書の最後の方にある「サービスデータ」という所に明記されています)。

 定期的な交換を怠ると、伝達効率の悪化(走りが重い、燃費が低下したなど)や機械のトラブルの原因となる上、万が一故障した場合に保証期間内であっても補償を受けられなくなる可能性があるので、お車の為にもお客様ご自身の為にも、必ず守って頂きたい条件です! ・・・ちなみに、万が一CVTが壊れると(内部の不具合でも、事故で外側が割れてしまった場合でも)一切修理が効かず、トランスミッション丸ごと交換となります・・・。

 CVT車かどうかの見分け方として一番簡単なのは、シフトゲージあるいはメーター内にあるシフトインジケーターに「P・R・N・D・S・B」と表記されていればCVTです(要は、Dの下が「S・B」であるかどうか)。CVT車の場合は、現在の総走行距離をチェックして5万キロに近ければ早めに交換して下さい!また「私の車ってCVTなの?」とご不明な場合はお立ち寄りいただければただちに確認します。

 「純正じゃないとダメ」「社外フルードでも大丈夫」などネットにも色々な意見はありますが、個人的な考えとしては、CVTに関しては無難な純正フルード交換をお勧めします。なので、当店でダイハツ以外のお車のCVT関連の整備があった場合は、それぞれのメーカー純正フルードを手配して交換・補充しています。 

 当店ではご覧のような機械を使用してダイハツ純正CVTフルード交換作業を行っています。ちなみにフルードは温度が上がると膨張する性質があるので、重さで計測します。
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 エンジンオイル、CVTをはじめとする駆動系フルードの定期的な交換、それに法定点検での確実丁寧な整備を受けていただき、お車を長く安全&快適に乗ってくださいね!
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