犬の膿皮症の種類

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膿皮症は、ブドウ球菌をはじめとする皮膚の常在細菌が過剰に繁殖する事によって、皮膚が化膿して膿を伴う皮疹や炎症などの病巣が生じる皮膚病です。

細菌感染の進行度により、表面性膿皮症、表在性膿皮症、深在性膿皮症と区分される場合もあります。

表面性膿皮症は、皮膚の最も外側にある表皮に細菌が感染した膿皮症です。

皮膚表面には小さな湿疹がいくつも見られるようになったり、黄色い膿を含んだ湿疹ができる場合もあります。

表在性膿皮症は、毛穴の出口付近にある毛包部に細菌が感染したり、毛穴と毛穴の間の表皮内にも細菌が感染した膿皮症です。

見た目は表面性膿皮症のように見える場合もありますが、毛根が傷付いて毛が抜け落ちたり、皮膚に赤みが見られるようになります。

深在性膿皮症は、毛穴の奥にも細菌が感染したり、皮膚の真皮や皮下組織にまで感染が及んでいる重度の膿皮症です。

患部の皮膚は傷やかさぶたができていたり、じゅくじゅくした状態になっている事が多く、皮膚が厚くなったり腫れ上がってしまう場合もあります。

何度も再発を繰り返したり、なかなか治らない場合には、慢性膿皮症または難治性膿皮症と呼ばれる場合もあります。