everyday、ひとりごと

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毎日、思ったこと感じたことを思うがまま…デス

ニュースとスポーツ中継以外は普段あまりテレビを見ないが、最近欠かさず見る番組ができた。


Eテレで、毎週月曜22時50分より放映されている「おとなの人形劇」。演目は吉川英治著『新•平家物語』。1993-95年に放映されたものの再放送らしい。


『新•平家物語』は大好きな作品!


父が歴史小説が好きで、親戚から借りて読んでいた吉川英治の書籍の数々。その中でも、大河ドラマになったこともあり、父がいない時に拝借して読んでいたのが『新•平家物語』。


当時私は小学生なので少々ミーハー気分で読み始めたが、どんどんのめりこんだ。


歴史の通り、平家は壇ノ浦で滅び、源氏も頼朝は自分以外の血統を廃したあげく自身もまだ壮年の内に亡くなる。どちらも救われない事態に陥るが、作品の最後は穏やかな光景で終わる。


ある一つの時代を時を制した勢力の側に立って書くのか、反対に立って書くのか、それによって歴史の色彩があまりに違うのにいたたまれない気持ちになった。


この場合、平家は物語の終末に向かっていくほど滅びの色彩を纏う。しかし、滅びの色彩はかえって彼ら彼女らの心を浄めているような気がする。


人形劇。甲冑や衣を身につけた人形がどんな表情を出すのかと恐る恐る見ていたが、人形が人間らしく動き、声を担当されている俳優さんたちもすばらしい。次第に人形劇であることを忘れてしまう。


昨日の放送分では、平家は都落ちし、木曽義仲が上洛した。物語はかなり動いている。


来週はどうなるのか、今から楽しみで仕方ない。

 最近、友人と長いLINEをしたが、もっぱら親の介護と、自分及び家族の健康問題で盛り上がった。バラやハートが飛び交う話ではないが、還暦過ぎた女子にとっては重要なテーマだと思う。

 

 

 

2週間ほど前に風邪をひいたのか、久しぶりに発熱した。最初はこの所の寒暖差で体温調節ができないからかと軽くみていたが、倦怠感、食欲不振で起きているのが辛かった。体温を測り、37℃前半から時間と共に右肩上がり。38℃になった時は身体がふわふわ。


最低限のことをして就寝し、翌朝かかりつけ医に連絡。人気がありすぎて電話がなかなかつながらないのが難点な医院なのに、すんなりつながったから怪しい。案の定、録音テープが臨時休診を告げていた。ウソやん!あらかじめの休診は公式LINEでお知らせがあるので、本当に臨時なんだろうけどよりによって•••。


やむを得ずオンライン診察をとあるサイトで申し込む。このサイトは一度夫が往診していただいてとてもよかったので、安心してお願いした。


ところが、肝心の診察時にズームがなかなかうまく行かず、ドクターやスタッフさんの手を余計に煩わせてしまった。申し訳ない。一応風邪ということで、薬を処方してもらい助かった。


1週間後、定期のかかりつけ医の診察で事の顛末を話した。そして、気になっていたことを質問した。

「ひょっとしたらコロナだったかも?」。というのも、症状が2年前コロナにかかった時とかなり似ていたからだ。


ドクターは「ないとは言えないけど、熱が半日で下がっていることなどから違う方が有力かな」と。いずれにしても、時間が経っているから全ては推測でしかないが。実際、コロナにかかる人の数はじわじわ増えているらしい。うーん。何も言えねえ、だ。


熱が下がっても咳と鼻水がなかなかおさまらないため、その週の予定を全て延期させてもらった。おかげで何年ぶりかで大いにのんびり過ごすことができた。


だが当たり前の話、延期した予定はもちろん消化しなくてはならない。さあ、やらなくてはと思いながらあまりはかどらない。なぜか。


そう、のんびり過ごすことに慣れすぎた私の身体。

簡単には元の生活には戻れない。予定がたまって身動きが取れなくなる前にさあ、行こうか。