遅くなりましたが6月27日にイングリット・フジコ・ヘミング ピアノソロリサイタル ザ・シンフォニーホールで行われた感想&レポートを自分なりに書きたいと思います。
個人としては二回目のリサイタルを聴く事であった。
会場へ入り今回、座席が舞台にあるピアノの蓋が開いているほうが見えないところでむしろ反対側の席といっていいだろう。
今までこういったジャンルで聴く座席はたいていピアノの蓋が開いているほうを見ることが今まで数々とあったけど近くにパイプオルガンがあって何か違った印象を持ちながら聴けた気がした。
入場時に渡されたプログラムを見ると自分の聴きたい曲とそして曲目がどのようになっているのかと開演まで目を通しそして定刻が過ぎてやや暗転し、大喝采の拍手に包まれながらフジコ・ヘミングが登場した。
プログラムを見たときに驚いたのがF.ショパン 12のエチュード 作品 25の第1番から第12番まで演奏し、この作品は個人的に好きなものであって肌身で聴くのはものすごく嬉しかった。
第1番 変イ長調「エオリアンハープ」が奏でられたときこの作品の中では数々のなか好きな曲で途中ポリリズムの奏法が奏でる小節は聴いているだけで見えないF.ショパンの音の世界を感じさせてくれるようであり最初にこの曲を聴き12のエチュードの世界ゆえ彼女の奏でる世界が第一番が終わり次々と止まることなく演奏され第11番 イ短調「木枯らし」と最もこの作品の中で個人的に好きな曲を奏でこの夜に聴けて良かった。
第12番まで演奏を終え12のエチュード 作品10の二曲を演奏し第3番 ホ長調「別れの曲」 第5番変ト長調「黒鍵」と演奏をした。
時代は変わりJ.S.バッハの作品のゴルトベルク変奏曲 BWV.988より「アリア」 カンタータBWV.147より「主よ、人の望みの喜びよ」と二曲とも一音一音の響きが時代背景を感じさせてくれた気がした。
前半の曲が終わり休憩となった。
休憩が終わると。
再び後半の曲へと演奏。
後半はM.ムソルグスキー作曲 組曲「展覧会の絵」と演奏されそれぞれの曲が一枚一枚の絵が描かれているような音楽をタイトルのように想像豊かなものを感じさせられた。
次にF.リスト「3つの演奏会用練習曲」作品144より 第3番「ため息」最後、彼女のデビューときっかけとなったパガニーニ大練習曲 第3番「ラ・カンパネラ」と演奏された。
個人的に好きなリストが最後に聴けて「ため息」はふと息ついたときに安らかに感じるような気持ちになり、肌身で聴くと心が休むようであった。
最後パガニーニ大練習曲の中で最も有名であるこの曲は様々なピアニストが奏でているのを聴くけどやはり一個人として彼女の演奏がこの夜感じた。
全てのプログラムを終え盛大な拍手に包まれ一度ステージから袖に戻りはしたものの拍手に答え再びステージに登場し一言‘今日は来てくださってありがとうございます。最後ショパンのノクターン「遺作」を弾きたいと思います。この曲はショパンが亡くなってあとから発見された曲です。’と一言話、F.ショパン ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」をアンコールとして全ての演奏を終えた。
個人的に二回目のリサイタルを聴くことになり作品の一つを全曲奏でるというプログラムが新鮮で音源ではないものを聴けて一つ大きく足を運んで良かったと思った。
次はこちらの共演で楽しみたい。

