「ヘンリー六世」出演の大竹しのぶさん。
今まで、何度か舞台を観ましたが、今回は惚れました
大竹しのぶさん、凄い迫力、パワー、絶妙な緩急な演技、台詞。
後半、自分の息子が殺されて嘆き悲しむシーンは、
もうその迫力、ただただ圧倒され、起こっている悲劇に涙するのでなく、
この人、大竹しのぶと言う人に感動して涙が出てしまいました。
大竹さんは、前半に登場するジャンヌ・ダルクとヘンリー六世の妻
マーガレットの二役です。
ジャンヌ・ダルクのことは、どんな人物なのか、この芝居で登場する人の
中で一番知っていると思っていた私でしたが、火刑にされる時に、
妊娠していると告白するんですよ。それも相手の名は何人も
「ヘンリー六世」を観るのに、pc検索でざっと下調べをしましたが、
カタカナ名と長い家系図に表されているように、どの血筋がこうでとか、
味方が寝返って敵になって戦争するとか複雑です。
予備知識なしでは観ることは難しいと思います
怒涛の台詞劇ですが、俳優さんが良かったらこんなにも
心地良い気持ちになるんだと思いました。
自分は、言葉を全部理解できていないのですが、台詞が音楽のように
体に入ってきてました。
美しい台詞はシェークスピアならではと言うことでしょうか。
午後から、今頃は・・・・なんてこの舞台のことばかり考えていました
もう一度観たい~