私は

小さい時から

ずっと


辛いことがあった時は


『上を向いて歩こう』を

歌っていました。


母から


殴られたり

髪の毛を持って

引きずりまわされたりと

暴力を受けた時


怖くて

怖くて

声を出すことも

出来なかった。


泣いたら

もっと

酷いことをされた。


ずっと堪えて

母が去った後


一人

誰にも

見つからない所で


空を見上げて

この歌を歌った。


祖母から

「お前なんか

家の孫じゃない!」と


「お前は

お母さんの血しか

入ってないんや」


色々な

暴言を

吐かれた後


辛くて


空を見上げて

この歌を歌った。


家族団欒の

楽しいはずの

休日の食事中


いつも

母と祖母や叔母と…

家族で言い争いばかり


「こんなまずいもの

食べらるかー!」


「死んでやるー」


「この家から

出て行けー!!」


罵声が飛び交う…


料理を盛った

皿が飛ぶ…


辛くて辛くて…


外に飛び出し


当時

飼っていた

愛犬のそばに

座って


夜空を見上げて


一人


この歌を歌った。


愛犬は

ずっと

そばに座ってくれていた。


その愛犬が

病気で

私の腕の中で

死んでいった時


あまりにも

辛くて

大泣きした。


いつも

母は


「ちょっとしたことで

泣くなー!!」

と、怒鳴る。


だから


いつも


どんなに辛くて

悲しくても

泣かずに我慢した。


でも…


その時は

限界で

泣いてしまった。


そうしたら

母が


通りかかって


愛犬を抱きしめ

泣いている私を

見下ろし


「お前

犬が死んぐらいで

泣くなんて

アホとちがうか」


と、バカにして笑った。


その瞬間

心が凍った。



ある時


母と仲が悪かった

叔母と話をしている

ところを


母に見られてしまった。


母の私を

にらんだ顔が


すごく

怖くて…


慌てて逃げたが


母に追いつかれ

トイレに連れ込まれ


「この裏切り者!

お前なんか

殺してやる!!」


と…


首を絞められた。


苦しかった。


ものすごく

怖かった。


恐ろしくて

必死にバタバタしながら

泣きながら

謝った…


やっと

許してくれ

母はどこかへ行った。


私は

怖くて

辛くて


ただただ

泣いた。


犬小屋に

行ってみたけれど


もう愛犬は出てきて

くれない…


一人

犬小屋のそばに

座り込んで


空を見上げて


上を向いて歩こうを


また歌った。



♪上を向いて歩こう

  涙がこぼれないように

  思い出す

  春の日

  一人ぽっちの夜


  上を向いて歩こう

  にじんだ星を数えながら

  思い出す

  夏の日

  一人ぽっちの夜


  幸せは雲の上に

  幸せは空の上に


  上を向いて歩こう

  涙がこぼれないように

  泣きながら

  歩く

  一人ぽっちの夜


  思い出す

  秋の日

  一人ぽっちの夜


  悲しみは星のかげに

  悲しみは月のかげに


  上を向いて歩こう

  涙がこぼれないように

  泣きながら

  歩く

  一人ぽっちの夜


  一人ぽっちの夜♪

 


ずっと上を向いて

空を見上げ


幸せはどこにあるのか…


必死に探し求めた。



そして

時が経ち


愛する人と結婚をし

愛する子ども達も

生まれ


私の夢だった


笑いの絶えない

家族ができ


小さい頃から

求めていた幸せを

見つけられ


お金や地位なんかじゃない

高価な物や

豪華な家なんかじゃない


家族っていう

愛がいっぱい詰まった

私の宝物を


大事に大事にして生きてきた。


それが

8年前…


一瞬にして

大事な宝物

長男を

失ってしまった。


どうして

私がこんな目に

遭わないといけないのか…



神さまさえ憎んだ。


何年かして


だんな様が

柴犬を

もらってきてくれた。


それをきっかけに


夕方


犬の散歩に

出かけるようになった。


そしてまた…


散歩をしながら


空を見上げ


あの

上を向いて歩こう を


歌った。


今度は

長男を探し求めて…


どんなに

上を向いても

涙が溢れて

止まらなかった…


また

上を向いて


ずっとずっと

幸せを探し求めた。




そして今


私は

小さい頃から

探し求めていた


幸せが

どこにあるのか


やっと

気づいた。



幸せは…


雲の上でも

空の上にある

ものでもなかった。


どんなに

上を向いて

探しても

見つからないはず…


幸せは…


自分の心の中に

あったのだから…


やっと今

本当の幸せを

見つけられました。



いろんな

悲しみや

苦しみ

辛さを抱え


幸せを

探し求めている方。



自分の心の中を

見つめてください。


きっと

そこに


あなたの

求めている


本当の

幸せはあると

私は思います。



そして…


その幸せを

見つけてから


もう1度


空を見上げてください。


そうすれば


そこには

今まで

気づかなかった


多くの幸せを

見つけることが

できますよ。



今日も私は

愛犬と散歩しながら


上を向いて歩こう を

歌いました。


空を見上げると


きれいな

秋空。


色々な想いが

溢れだし


涙が

こぼれました。



幸せだなぁ…





上を向いて歩こう_徳永英明 - YouTube


上を向いて歩こう♪


song by 徳永英明