社員食堂にて同僚が「昨日は飲み過ぎたから、そばにするかな」と。私は「定食にしよう」と話していると、
食堂のおばちゃんが「天丼は、あと2人分で~す」続いて「ピーマンが無くなったので、エビを1本追加サービスします」と叫ぶ声が・・・。私も同僚も食べる予定にしていなかったのに「おばちゃん!天丼!!」
食堂のおばちゃんは、限定とエビのオファで2人のおいさんを釣り上げたわけです(笑)。
おばちゃんは、我々が考えていなかった商品を売る事に成功した次第ですね。”ことば”の力は、色々な方々が言われていますが、身近に体験した昼休みの一コマでした。
そのような”ことば”の力を販促の場面で一番発揮するのが「キャッチコピー」ですね。私は、相談を受けたクライアントと一緒にキャッチコピーを考えることがあるのですが、大体次の質問からお互いに気づく事が多いです。
1、ズバリ、どんな商品(サービス)ですか?200字以内でまとめられますか。
2、その文章で「買う」という顧客は、どんな人ですか。
3、なぜ、その商品(サービス)が他に多くある中から選ばれたのですか。
4、お客様は、どんな欲求をお持ちですか。
5、その商品(サービス)は、なぜ、その欲求に応えることができるのですか。
6、その理由は、具体的にどういう事ですか。
広告に携わっている方は、形式が違うにしろ概ねこのような会話の中から、クライアントの中にあるものを引っ張りだしてキャッチコピーを作成していると思います。
DMでは、それに「気持ち」を伝えるレターを付けて共感を生み出し、行動を促す、というストーリーで展開させて行きます。
話題になるような凄いキャッチコピーは、専門のコピーライターさんにお任せするとして、POPや黒板POPやチラシやDMなどでは、話題になるより行動して買ってもらう事が目的ですから現場にいる皆さんが一番良いコピーを作り出すことができるのですよ。6つのポイントを参考にして、今のコピーを見直してみませんか?ご希望があれば、お手伝いします(笑)。