私のスマホには、日々の生活のいろんな写真が残っています。
その一部がblogに残っていて。
自分が妊娠してからのことを、時々振り返っているのですが、
どんどん現実味が無くなってきています。
私は、妊娠していたのか?
名古屋に住む夫に、毎朝、「おはよう」の変わりに、たまひよから配信される赤ちゃんの状態をLINEで送っていました。
赤ちゃんの様態が悪くなってきたと思われる頃。
この頃、つわりのピークでした。
毎日、0時に更新されるのを楽しみにしていて、うちの子が育っている様子を想像していました。
夫へのメッセージもありました。
流産のことが書かれている。。。。
何度も、こんなのを見て、赤ちゃんは、こんな感じなんだとイメージ。
なんども、なんども見ないと、体がしんどくて、やられそうだった。
このリアルなアプリ、何て言うんだったかな。。もう一回見たいな。。(心拍が止まっていると聞いた日に一気にアプリを消してしまった。。)
そして、最後の日。
赤ちゃんは、3cmぐらいに育っているんだと思っていました。
これが、7時50分ですから、わずかこの2時間後にまさか、赤ちゃんの心臓が止まっているなんて、言われるとも知らずに夫に送信していました。
ほんと、突然の交通事故みたいな感じです。
こうやって、こういうのを振り返っても、こんな日々があったのか。。
ほんとに?
なんだか、まるで、静脈麻酔で眠っている間に起きたことのような感じなんです。
非現実感っていうのか?
この写真と、blogだけが、記憶の薄れた私が、記憶を取り戻すための手段です。
私、悲しみと共に、記憶を消そうとしているみたい。
消したくありません。
消えないで。
私、妊娠してたんです。
もし、あのまま妊娠していたら。。
アプリを再ダウンロードしてしまいました。
このまま、予定日の8月6日まで、スマホの中で育ってもらおうと思います。