わざわざ子供のせできない電動自転車を買ったワケ | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

10月に電動自転車を買いました。

ヤマハの「CITY-C」という、スポーティーな街乗りタイプの自転車です。



チャイルドシートはつけられません。

チャイルドシート装着可能な電動自転車がたくさんある中(このタイプのほうが多いんじゃないかな)、なぜ、わざわざ、不妊治療中に、そんなもの買ったのか。

つけられるものにしておけばよかったのに。

と、思われるかもしれません。

私も、どれを買うか悩んでいるときに、そう思いました。

可能性にかけている今だから、後からチャイルドシート装着ができるものにしておけば、無駄にもならないし。

と。

けれど、今の私の気持ちは、

もう、妊娠はしないだろうなぁ。

と、思っているのです。

長い年月をかけて、私が考える未来予想図には、子どもはいなくなりました。

もし、今、子どもができたら、それこそ、大どんでん返し。人生変わる。です。

けれど、子どもがほしくなくなったわけではないので、

そんな気持ちで、チャイルドシート装着可能なものを、買ってしまったら、この先、この自転車を使いながら、ずーーーーっと、チャイルドシートつけるはずだったのになぁー。

と、思うと、思ったのです。

それならいっそ、つけられないのにして、もし、大どんでん返しで子どもができたら、誰かにあげて、買い直したほうが気持ちがスッキリすると思ったんです。

そして、

「不妊治療が終わったら、電動自転車を買う」

と言っていたのに、なぜ、今、あと半年の治療期間があるのに買ってしまったのか。

40才になって、人生は短い。と、思いました。

回りには命に関係する病気になる友達、同僚も出てきました。

今を楽しく生きたい。

一生のうちの、1日でも、満足して、ウキウキして生きていたい。

そう思いました。

不妊治療してるから、これ、諦めよう。とか、もう、やめよう。と。

それで、買いました。

爽快です。