自己注射に「オートシールドデュオ」使用してみた。 | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

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ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

ロングでの採卵は、

これを、1日4回鼻にスプレーして、脳下垂体からのFSHやLHの分泌を止めて、完全に外から薬で卵を育てます。

そこで、自己注射をしているのですが、そのペンがほぼ、インスリンと同じ。針も同じ。

うちの病院では、看護師が患者さんにペン型注射器で注射するときに針刺し事故を起こさないように「オートシールド」を使用しています。

昨年、オートシールドが改良され、「オートシールドデュオ」になりました。

改良されたものを病院で採用するためにもらったサンプルを持っていたので、今回の自己注射はこれでやっみることにしました。

使用している注射器は「ゴナールF900単位」


11月の人工受精の時にも使用して、単位が見えにくい、とてもいけてないペンだと思っています。


フラッシュたいて、なんとか。。。↓「0」


オートシールドデュオはこちら。
針の太さは30Gと、他の自己注射針と比べると太いです。(当院はマイクロファインプラスの32G 4mm)


先の透明な部分に針が少し見えていますが、普通の針と比べると恐怖心が違います。

この透明な部分を押し込むと針が出る(刺さる)仕組みです。

針の長さは5mmなので、つまみ上げる必要はありませんが、何もさわらずに押し込むと、ふくよかな私のお腹だと、こんなことに。。

すこし、手を添えたほうがいいですね。自己注射しながら、自撮りしたのでこんなことに。

針は一度刺さるとロックがかかって、上から押さえても刺さりません。


後ろの注射器に取り付ける方の針も、ロックがかかる優れもの。


3回使ってみて、1回だけ、痛点に当たったのか、ものすごく痛かったですが、後の2回は刺さっているのか不安になるぐらいなんともないです。

普通の針でも、痛点刺すと痛いのですが、この針は痛くても、自分で刺している感覚がなくて、恐怖心が全然違う。ゾワゾワしないです。

針抜く時も、皮膚を引っ掻けないように気を使うのですが、これは、まっすぐ抜けるので、その心配もありません。

針が刺さっているのか、よくみておかないといけない以外は、素晴らしいです。

「オートシールドデュオ」業者さんの説明HP

ただ、この針は、医療者の針刺し防止目的で作られているので、保険点数がついていません。

そう、患者さんに処方ができないのです。

針の金額的には、普通の針(ナノパス、マイクロファインプラス、ペンニードル)と比べると5倍ぐらい。(1個100円ぐらい)

これは、是非、保険点数をつけてもらって、患者さんが自己注射するときにも使えるようにしてほしいものです。

特に、最近、高齢化でインスリン注射を家族や訪問看護の方がすることも多いので、処方ができるようになるべきだと私は思います。

自己注射をした感想としては、すべての針がこれになれば、注射するときのストレスがだいぶ減るような気がします。

過去の自己注射お試しブログ
「DMナース、フォリスチム自己注射で注射針お試し」2012.8.29.

「DMナース、フォリスチム自己注射で注射針お試し」2012.8.31.