長野の合宿に到着してすぐに、今回の合宿のファシリテータ役の宿泊施設のオーナーの女性の話がありしまた。
その女性の娘さんが重度の障害を持って生まれ、イロイロな困難を乗り越え、医師も見放すぐらいの状態になった時、帯津先生のホメオパシーで助かったとか。
薬を山の様にもられ、良くならなかったけれど、ホメオパシーで助かり、話の中では、西洋医学は、「悪」、ホメオパシーは「とてもいいもの」と言っているように聞こえました。
そういう言い方をされると、私の心のシャッターが閉じ始めました。
ひたすらに、1時間ほど、その方の体験話が続きました。
その後、20人の参加者の自己紹介タイム。
がんの人がほとんどで、後は、がんで家族を亡くされた方、膠原病の方、助産師さんなどなど。
普通、自己紹介は全員が出来るようにファシリテータがひとり何分とか時間を決めてやるものですが、これまたアバウト。
最後7人ほどを残してタイムアウト。
「また、後でしてもらいます」
と言われたまま、合宿が終わるまで私を含め7名の自己紹介タイムはありませんでした。
夜には帯津先生が現れ、ホメオパシーについてのお話が1時間。
その後、どこかの講演の様子(帯津先生ではない)のビデオが1時間。
最初の基礎をおしえてもらえず、帯津先生は自分の体験談を、ビデオ学習では、人間の本質とレメディ―がどうのこうの、、、、、難しすぎ。
ホメオパシーについて何も知らない私は理解不能のままでした。
えーっと、もっと基本的なコトから、、、、、、系統だって教えてほしいんですけどー。
どう見ても、ここに来ている人、みんなホメオパシーに詳しい感じではありません。
みんながハテナな顔をしています。
2日目の講義は、これまた帯津先生の体験談から始まり、12個ほどのレメディ―をざーっと説明されました。「これは左の不調に効く」「これは、鼻づまりや、痰がたまった時に効く」と。。。。
参加者は高齢の方が多いです。
「すみません。書いたものを配布してもらえませんか」
と、ひとりの参加者の方が言いました。
確かに。
これじゃまるで、英語の授業だわ。
そして、それぞれの人が事前に書いていた質問用紙をファシリの女性が読み上げながら、その質問をした人とコンタクトをとっていくのですが、「それは、帯津先生にホメオパシーを出してもらった方がいいですよ。昼からのカウンセリングを受けなさい」と、半ば強制にカウンセリングへと導く感じ。
帯津先生は、何も言いません。
3時間の講義&質問タイムが終わってから、帯津先生のホメオパシーカウンセリングがありました。
詳しくはここに書いています。
「帯津Dr合宿。不妊に効くレメディを出してくれました」
http://ameblo.jp/dmomousako/entry-11900351460.html
ホメオパシーそのものと言うよりも、ファシリテータの女性の「これはすごいのよー!!!」という信じ込みすぎさに、引いてしまった私でした。