D17 ベテラン先生、お忙しいところすみません。 | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

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ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

移植卵の変更についてと、スプレキュアによる黄体ホルモンの賦活化って、なんぞや。私の移植は、排卵後6日目になるのか?という3つの疑問に答えてもらうために、またまた、ベテラン先生を受診しました。

●移植卵の変更について、
胚盤胞5日目4AAと、6日目3ABの2個で決定です。

●スプレキュアによる黄体ホルモンの賦活化とは、黄体ホルモンをガンガンに元気にして、子宮内膜を整える方法らしく、私が「不活化」と思ったために、ややこしくなっていたみたいです。

排卵を止めるものではありませんし、排卵がなかったことにするものでもありません。

●私は、6日目移植になるの?

先生は、「排卵の時期ははっきりわからないから、僕は、水曜日に排卵していると見て、5日目のつもりやけど」とのこと。

私は、「基礎体温から見て、明らかに6日目だと思う」

意見が食い違いました。

医師によっては、毎日、エコーをして、排卵日をきっちり特定すべきだ!とおっしゃっている先生もおられますが、ベテラン先生は、「だいたいでいいんじゃない?」派のようです。


先生に、1つの文献と、今日の夜中に更新された松林先生のブログを見てもらいました。

☆☆着床の窓はいつ開く? |松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ|Ameba (アメーバ)
http://s.ameblo.jp/matsubooon/entry-11901699301.html

ブログでは、反復妊娠不成立の患者の25%が着床の窓がずれていて、その内訳が4.5日目と5.5日目が1名ずつ(5.8%)、6日目が3名(17.6%)、7日目が12名(70.6%)
ということが書かれていました。

私の着床の窓もずれているかもしれません。

もうひとつは、医学中央雑誌と、メディカルオンラインで調べた、「自然周期における凍結・融解胚盤胞移植を実施する子宮内膜のタイミングの検討」府中のぞみクリニック 日本哺乳動物卵子学会誌31巻2号 2014年4月

このデータでは、3BB以上の良好胚を戻した妊娠率が、4日目移植52.6%、5日目移植が45.9%、6日目移植が25%となっています。

ベテラン先生は、松林先生のブログと、私が持っていった文献を一生懸命読んでくれました。

結局、持っていった文献には、4日目の5日目の移植が望ましいと書かれていて、松林先生のブログの文献からは、着床の窓が後ろにずれている人が多かったという結論で、いったいいつがいいのかわからない状態ですが、多数の人は4~5日目の移植が望ましいけれど、一部、6日目、7日目がちょうどいい人もいるんだ。ということで、

ベテラン先生は、5日目に移植予定と思っていて、
私は、6日目移植になるなと思っていて、
意見が食い違っているけれど、何が正解かわからないので、このまま月曜日移植をし、ベストをつくすことにしました。

この世界、いや、医療界?人間が?地球が?宇宙が?わからないことだらけですね。

でも、結論がでたので、すっきりしました。