主にインスリン分泌のない1型糖尿病の患者さんが使う、持続のインスリン点滴みたいなもの。
点滴。と言っても、皮下注射です。
この器械、最近やっと日本語表示のものがでてきましたが、主流は、英語表示の「パラダイム」という器械。
なれないと使い方が難しい。
うちの病院も、10人ぐらい使っていますが、人数が少ないので、聞いても聞いても、使い方を忘れます。
外来ナースも、病棟ナースも、このわからなさ具合にもやもやしていて、外来ナース主催で業者さんを呼んで勉強会をしてくれました。
ピンクや、黒や、ブルーのが、CSIIの器械です。
器械の使い方の説明が終わり、針の扱いについて。
こういうとき、医療従事者は体はるんですよ。
自分に刺してみたい！
看護学校の時から、体はって、色々体験することで患者さんの気持ちに少しでも近づこうとする癖がまだ抜けません。
学生時代は、注射はもちろん、床上排泄(ベッド上での排泄)、浣腸、導尿、清拭、なんでもされまくりました。
今日は、参加ナース全員が、業者さんが用意してくれた模擬皮膚は使わず、自分に。。
針の長さは6mm。短いです。
まずは先輩が。グサぽん。
針を刺すための補助具があるんです。
おー、うまく刺さった！
そして私は。。
しくった！
筋肉の上に刺しちゃった！
しばらく、筋肉に刺した痛みが走り、筋肉からは引き抜きましたが、針先が筋肉にふれているようで、今も、動かすとチクチク痛みます。
お腹に刺すのが一般的なので、お腹だと痛みはましだと思う。。
今日から3日間、私たち、このまま働きます。
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