採卵時のルート | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

採卵の時に点滴をしていますが、あれは栄養補給でも、水分補給でもありません。


私が通う病院では、5%ブドウ糖液250mlを使っています。


たいてい、半分以上を残して抜針され、残りは捨てられます。

(今回は、採卵後5時間寝ていたのでほぼ全量入りましたが)


この点滴の事を、病院用語で「ルート」と呼んでいます。


万が一、何かあったとき。


・心臓が止まったり

・呼吸が止まったり

・血圧が下がったり

・意識がなくなったり


命に影響しそうな事態に陥った時、その時点から血管に針刺そうと思っても、血管に十分な血液が流れていないので、血管の中に針を刺すのがとっても難しくて、時間がかかるのです。


そんな命の危機に瀕した時に、さっ。と、必要な薬液が入れられるように、あらかじめ、点滴でルートを取っておくのです。


今回の採卵では、採卵前のコンファクトF自己注射→麻酔用:ソセゴン→セルシン→ケタラールが、このルートから入れられました。


麻酔をする時には、色々な薬が側管(点滴の途中に、注射器をつなげて薬を入れられる所があります)から入れられて便利です。

けれど、麻酔をしない、採卵の時も、「ルート」を入れるのは、上記緊急事態用です。


このルートが使われるような事態が起こらないことが理想ですね。


※余談ですが、今回、ソセゴンを注射された時、ものすごい血管痛を感じました。

「血管がいたいー」と騒いでいるとベテラン先生が横から「あ、それ、薄めて入れてあげないと痛いよ」と研修医?に。

痛いやないかー。

(私もソセゴン原液静注がこんなに痛いのを初めて知りましたが)

その後、私の血管は赤く血管炎を起こしたようになり、内出血も伴って、針がささっていた所から15cmほど血管に沿って色が変わっています・・・。


MoMoUsakoのブログ

ペタしてね