「子供はまだか?」とよく聞かれます。
相手は、友達でも、両親でも、親戚でもなく・・・・・
患者さん。
1日1回ぐらい聞かれてるかもしれない。
もうすぐ結婚6年。
患者さんとは、私がピチピチの20代、独身の時からの付き合いの人が多い。
結婚してから、ずっと、私に子供が出来るという想像をしながら、通院してくれていたのかな。
そして、糖尿病センターから離れて2年たち、患者さんは、てっきり、私が妊娠して出産したものだと思っていたみたいで。
けれど、患者さんの「子供はまだか?」は、私には辛い言葉ではない。
「なんでできんのや?」
と、本当に気にしてくれている様子。
私は、包み隠さず、治療の事を伝えますが、誰からも、批判的な意見を言われたことはありません。
「がんばりや」
とか
「吉報を待ってるよ」
とか言ってくれます。
自分の病気の事ではなく、私の妊娠出産の事を気にして声をかけてくれる患者さんに
「妊娠したよ!」「出産したよ!」
と伝えられるようになりたいな。